特別収容プロトコル:
SCPA-JP-01307「進めない」は、全ての研究員に対して絶対的なアクセス禁止を要求します。SCPA-JP-01307に接近した者は直ちにその場から遠ざけられ、信頼できる看守によって監視されるべきです。SCPA-JP-01307は絶対に解放されず、特にSCPA施設内の他のSCPAオブジェクトとの接触を防ぐために隔離されたエリアに保管されるべきです。SCPA-JP-01307が暴走しようとする兆候が検出された場合、即座に適切な措置が取られなければなりません。

説明:
SCPA-JP-01307「進めない」は、特異な性質を持つ物体であり、周囲の空間に異常影響を与えることが確認されています。SCPA-JP-01307への接近を試みると、被験者は奇妙な引力の影響を受け、進行方向を進むことができません。さらに、SCPA-JP-01307の近くにいる者は不安感や錯覚を覚え、異常なまでの恐怖や絶望感に襲われることが報告されています。

SCPA-JP-01307の影響下にある者は、時間の経過と共に精神的に不安定になり、狂気に陥る可能性があります。これにより、SCPA-JP-01307の存在が周囲に及ぼす影響は重大であり、慎重な取り扱いが必要です。また、SCPA-JP-01307の正体やその異常な性質についての完全な理解は未だになされておらず、研究および監視が継続されています。

SCPA-JP-01307のさらなる特異性は、その影響が物理的な空間だけでなく、被験者の心理状態にも及ぶ点にあります。SCPA-JP-01307に曝露された者は、しばしば幻覚や幻聴を経験し、現実と虚構の境界が曖昧になると報告されています。一部の被験者はSCPA-JP-01307に関連した悪夢を見ることがあり、その内容は極めてリアルかつ恐ろしいものであることが確認されています。

SCPA-JP-01307の存在は施設内における不穏な出来事や設備の故障などの現象と関連している可能性も指摘されています。SCPA-JP-01307の影響下にあるエリアでは通信の妨害や機器の不調が頻繁に発生し、環境全体が不気味な雰囲気に包まれると報告されています。このような状況を受けて、SCPA-JP-01307に関する研究と収容プロトコルの見直しが急務とされています。SCPA-JP-01307はその異常な影響を通して、周囲の人間関係にも深刻な影響を及ぼす可能性があることが明らかになっています。SCPA-JP-01307の存在があるエリアでは、職員間の不信感や不協和音が増加し、集団ヒステリーが発生するケースが報告されています。また、SCPA-JP-01307の影響下では感情の高揚や意識の混濁が生じ、判断力や行動が乱れることが観察されています。

さらに、SCPA-JP-01307による影響は単なる心理的な変化に留まらず、身体的な症状にも現れることがあります。被験者は頭痛や吐き気、めまいといった不定愁訴を訴えることが多く、一部では深刻な健康被害が生じるケースも報告されています。SCPA-JP-01307が引き起こすこれらの身体的症状のメカニズムについては一部解明されておらず、より詳細な研究が必要とされています。結果として、SCPA-JP-01307の影響を受けることで様々なレベルで深刻な問題が引き起こされる可能性が高いと考えられています。

補遺:
SCPA-JP-01307の研究を進める中で、SCPA-JP-01307に接近した者が報告書や文書から特定の言葉やフレーズを取り違えるという現象が観測されました。これらの取り違えた情報はしばしば混乱を招き、研究の進行を困難にすることが確認されています。このような影響から、SCPA-JP-01307の解明に向けての研究では、情報の取捨選択において特に注意が必要であることが示唆されています。

さらに、SCPA-JP-01307から発せられるエネルギーの性質やその源についての理解が進展しており、このエネルギーが周囲の空間に異常な引力場を形成していることが示唆されています。この引力場は通常の物理法則に従わず、未知の物理原理に基づいている可能性が高く、その性質を詳細に解明することが今後の研究課題となっています。SCPA-JP-01307の持つエネルギーがどのようにして影響を及ぼすのか、そしてそれが如何にして制御されるべきかについての理解を深めることが、今後の研究の焦点となるでしょう。

注意事項:
SCPA-JP-01307に関わるすべての作業は厳重に制限され、適切な訓練を受けた人員によってのみ実行されるべきです。SCPA-JP-01307の影響下にある者は近づかないようにし、可能な限り遠ざけるよう努めなければなりません。SCPA-JP-01307の周囲では精神的な安定を維持するため、適切なカウンセリングや支援が提供されるべきです。研究や観察に従事する者は、SCPA-JP-01307の異常な性質による影響に注意を払い、適切な防護措置を行うようにしてください。

記録番号:
SCPA-JP-01307

報告者:
Ahn

承認者:
O5-█