特別収容プロトコル:

SCPA- JP-00396は、収容セル内の開放式ケージに収容することが推奨されます。ケージの壁および床は強化されたアクリルで製造されます。 ケージは、従来の基礎的な結界および消滅呪文を使用するだけでは保護できない場合に使用するウォードを備えます。ケージを点検するのはバイオラボ2技術職員以上の認定を受けた職員のみが可能です。

SCPA- JP-00396は、収容プロトコル“クラウン”の対象となります。これは、 SCPA- JP-00396が人慣れしている場合に備え、人格統合および治療は必要ありませんが、慎重な監視を必要とするためです。SCPA- JP-00396が危険な攻撃を行う場合、麻酔剤注入タイマー連動の自働式装置で麻酔を投与でき、適切な反応性刺激がある場合にのみ同等の自立性を維持します。麻酔剤の使用は毎日の点検にオンラインで組み込まれます。

説明:

SCPA- JP-00396は、蒼色の半透明の幽霊に似た現象として促されました。SCPA- JP-00396は、生物学的遺物の機能を持つ被験体であり、約200年前に地方の博物館長からSCPAサイト宛に提供されました。

SCPA- JP-00396は、彼の剥製に残った魂に似た現象であり、主にサイト-Directorや彼の剥製に興味のある強力なSCPA愛好家による十分なバイオアンケートを確認することで特定されました。実験により、SCPA- JP-00396は影響力あるCSD、SCPAストックの死体、シャドウ メカニックス および希少形態科学学者の死後12時間以内の死亡者を特別な目的のために利用できることがわかりました。

SCPA- JP-00396を直接目視することはできないため、以前はSCPA- JP-00396のエネルギーフィールドと、SCPA- JP-00396自体を内蔵した小さなカプセルが観測の主要手段でした。しかし、SCPA- JP-00396の出現事例が巧妙かつ精度が高いため、SCPA- JP-00396をコントロールするための手段は相当限定的です。

SCPA- JP-00396の生体構造は、部分的に剥製の技法によって再現されるが、極端に変形しています。SCPA- JP-00396は、物理的に肉体に触れたり、音に対して反応したりすることができます。SCPA- JP-00396は、SCPA生化学の理論に基づき、人工的に再生した組織および体液を用いて、バイオメカニクスのプロフィールに応じて通常の肉体的過程に従って機能します。

SCPA- JP-00396は、非常に危険であり、彼らに接触した場合、急速な形態の変化、肺浸潤、恐怖反応、そして憎しみの感情を開花させる可能性があります。SCPA- JP-00396が特定の起源、目的、および行動パターンを持っているという証拠があります。SCPA- JP-00396をコントロールする効果的な手段はまだありません。

SCPA-JP-00396の新たな情報が得られました。SCPA-JP-00396は、そのエネルギーフィールドが強固であることが、今回の研究でわかりましました。SCPA-JP-00396が発するエネルギーについて、従来のSCPAのエネルギーフィールドとは大きく異なるものと考えられます。

また、SCPA-JP-00396は増殖することが判明しており、特定の対象に対してのみ感染力を有しています。一旦SCPA-JP-00396に感染すると、肉体的には病状は現れず、ある程度の時間が経過すると剥製の幽霊に変化します。SCPA-JP-00396に感染した個体が死亡すると、剥製の幽霊が発生します。

SCPA-JP-00396を分析した結果、彼らが存在する状態は、かなり複雑な過程を通って形成されます。SCPA-JP-00396が何らかの目的を持っているという記録もあるため、彼らが何らかの高次元的存在によって制御されているのではないかという仮説が浮上しました。

以上のことから、SCPA-JP-00396の観察と制御、およびSCPA-JP-00396によって引き起こされる干渉に対しては、極度の注意が必要であると結論付けられました。更なる研究が必要であることは言うまでもありません。SCPA-JP-00396は、SCPA研究員にとって常に興味深い対象であり、彼らの特性や能力について詳しく研究することで、SCPAの理解を深めることができます。最近、SCPA-JP-00396が人間に対する攻撃的で残忍な行動を取ることが判明しています。SCPA-JP-00396は感染力によって対象に侵入しており、侵入された人間の肉体をランダムな方向に歪める、傷つける、あるいは強制的に静止状態にするなどの攻撃的な行動を取ることがあります。

SCPA-JP-00396は、その不穏な行動ロッキーのため、理論的に人間を攻撃する可能性があると判断され、高水準の警戒と制御を実施する必要があります。 SCPA-JP-00396が攻撃的な行動を取る場合、関連する職員は、ケージに入り直接接続する代わりに人工知能を利用してSCPA-JP-00396を統制します。これにより、いかなる危機状況でもSCPA-JP-00396が脱走した場合、即座に鎮静化できるようになります。

SCPA-JP-00396は、おそらく生物の肉体によって起こる特殊な磁場、およびその磁場に関連する放射線とエネルギーを操作するための能力を持っていると考えられます。SCPA-JP-00396が放出する放射線は、身体的な影響には影響しませんが、肉体に対する感覚的な効果があり、SCPA-JP-00396が攻撃的な行動を取るときには、とりわけ負の感想を誘発することがあります。

SCPA研究員は、SCPA-JP-00396の能力やGAN画像認識アルゴリズムによって、SCPA-JP-00396に対してより洞察を得るための新しい実験プロトコルを考案しています。SCPA-JP-00396の脅威に対する対策は、引き続き膨大な調査と研究を必要とするでしょう。

補遺:

SCPA-JP-00396の特徴的な処置について更なる研究がなされ、SCPA-JP-00396の肉体および精神機能拡張の能力が明らかになりました。SCPA-JP-00396は非常に賢く、人間の技術水準を遥かに超える高度な能力を持った存在であることが判明しましました。SCPA-JP-00396に関する新しい情報に基づいて、SCPA-JP-00396の安全な収容には更なる措置が必要となっています。

SCPA-JP-00396に対しての対応は、SCPA研究員に引き続き厳しい警戒を必要とします。SCPA-JP-00396に感染した場合、あるいはSCPA-JP-00396に過度のダメージを与えた場合、SCPA-JP-00396は肉体的に破壊されることがあり、SCPA-JP-00396の残余部分はあらゆる環境に適応することができます。SCPA-JP-00396の一部が再生すると、彼らは、以前と全く異なる性格を示すことがあります。

SCPA-JP-00396は、SCPA研究員によって直接制御することができず、SCPA-JP-00396に対して影響を与えることができる手段は非常に限られます。このため、SCPA-JP-00396をクローン化し、SCPA-JP-00396の攻撃性や一般的な観察能力を向上するための研究が現在行われています。

SCPA-JP-00396による攻撃性は、彼らの感染力、エネルギーフィールドおよび放射線効果に関連していると判断されました。SCPA-JP-00396に対しては、引き続き高い警戒が必要であり、新しい実験が行われた場合は、SCPA JI-48処置規定と関係者による承認を必要とすることが定められました。

注意事項:

SCPA- JP-00396は強力かつ危険なます。全ての職員は、この現象に接近する際は最大限の警戒を払い、必ず感染予防手順に従って行動する必要があります。過失が生じる恐れがあるため、SCPA- JP-00396の取り扱いに関する訓練を積んだ職員によってのみ搬入、移転、および執行されることが推奨されます。SCPA- JP-00396は、その不可視の状態にも関わらず、簡単に検出できない可能性があります。

SCPA- JP-00396と接触したすべての物品は、場合に応じて適宜処分されます。SCPA- JP-00396が発生した場合、緊急手順を遵守し、SCPA指定の職員に直ちに通知してください。

特にSCPA- JP-00396を対象とした実験は承認されたSCPA指定の研究員によってのみ行われ、麻酔剤および強制措置を使用した場合にのみ実施されます。SCPA- JP-00396の実験環境では、チームメンバーは常に手袋と安全マスクを着用しているのを確認してください。SCPA- JP-00396からのサンプルの移動、処理、および格納には、サイト内の全てのバイオラボルームで使用されるのと同じ信頼性の高い手順が使用されます。

記録番号:
SCPA-JP-00396

報告者:
██████博士

承認者:
███████ Level 4 Research Director