SCPA Foundation 東京支部

報告書No: SCPA-JP-00147

報告書 | SCPA-JP-00147 報告書

アイテム番号: SCPA-JP-00147

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル:
SCPA-AJP-00147 は Agent 職員が直接収容を監督するものとし、収容プロトコルは次の通り:

1. SCPA-AJP-00147 の施設への立ち入りは、Foundation の特別な許可がなければ一切認められません。
2. SCPA-AJP-00147 への入場は、遺伝子学的検査によってアミノ酸の特性についての分析が執り行われるまで許可されません。
3. SCPA-AJP-00147 では、遊楽依存症者の安全性を確保し、施設内において服用・利用制限が途中で破られるようなアイテムを一切使用禁止とします。
4. SCPA-AJP-00147 への入場時間の規制を設け、遊楽依存症者の行動制限を行うことが必要です。

記述:
SCPA-AJP-00147 は、"遊楽依存症者向けアミューズメント施設" として、日本の一等地に設置された複数の建物から構成されています。

SCPA-AJP-00147 において、利用者が様々な遊びやアミューズメントを利用し、楽しむことができます。ただし、この施設で提供される遊びやアミューズメントは、通常よりも多量に特定のホルモンの分泌を促すものです。施設に入場した瞬間、利用者は信頼できる職員によって、遺伝子学的検査を行われ、該当するホルモンの分泌に関する分析が行われます。その後、該当するホルモンに国際警察機関によって警告が発令されている者は、入場を拒否されます。

SCPA-AJP-00147 への入場が許可されると、利用者は過剰な量のホルモンを放出し、その分神経の興奮が高まります。利用者の症状によっては、通常よりも多大な時間を施設内に滞在しようとすることができ、その度合いはかなり高いものとなっています。すでに他の利用者を上回るほど滞在時間が長く、利用者が通常よりも多くの遊びを使用することが必要となると、利用者は SCPA-AJP-00147 に対して遊楽依存症を発症致します。この症状が発現すると、利用者は容易に施設から離れることができません。このため、活動中は職員による監視が必要です。

SCPA-AJP-00147 は、大量のホルモンを放出することで、遊楽依存症を引き起こし、利用者を施設内に留めて置くことで、潜在的な危険レベルが高く、特別な収容プロトコルが必要となることが明確となっています。利用者を抱えるSCPA-AJP-00147 は、一定の人数及び時間配分による制限を持って運営され、即時解散が可能である必要があります。また、停電や施設内アイテムの故障などにより、SCPA-AJP-00147 の収容に際して緊急時には SCPA-AJP-00147 の施設を封鎖するなどの対策が必要です。

追加情報:
SCPA-AJP-00147 は長年の施設運営によって利益が上がっており、Foundation は SCPA-AJP-00147 の運営権および同施設を維持する権限を得るため、多大な取引交渉を行なっています。これには、SCPA-AJP-00147 の所有者に多大な恩恵がもたらされます。SCPA-007とされる遺伝子の再現が可能であるかどうかは不明です。

参照文献:
N/A

機密度のレベル:
Top Secret

注意事項:
SCPA-AJP-00147 には施設外部を監視するカメラまた隠しカメラが設置され、SCPA-AJP-00147 の出口を監視できるようになっています。施設内では、職員の監督に加え高性能カメラやセンサーによる監視が行われているため、入場後にSCPA-AJP-00147 のルールおよび規制の遵守について詳細に説明を受けてください。遊楽依存症の深刻さを理解し、常に注意を払い、管理職員の指示に従うことが重要です。

記録番号:
Incident Report 00147

報告者:
研究員A

承認者:
Site Manager ████████