報告書テンプレート:

SCPA-JA-00159 報告書

アイテム番号: SCPA-JA-00159

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル:
SCPA-00159は地球環境に極めて適応しているため、収容は不可能とされる。SCPA-00159の学術研究はインタビューや解剖学的研究などの手法を用いることで行われ、その結果はSCPA-00159の生命体記録保管施設内の資料室に保管される。

SCPA-00159への感染を避けるため、SCPA-00159の生命体記録保管施設内及び管理員室内には防護スーツの着用が必須です。

SCPA-00159は感染源となりうる菌・ウイルスなどの存在は確認されていないが、SCPA-00159への感染を疑われる方はSCPA-00159の受付に直ちに報告すること。

説明:
SCPA-00159は人型生命体の姿をしています。外見は完全な白骨化しており、体格は平均よりやや痩せ型です。SCPA-00159に関する知見が深まっていくにつれ、SCPA-00159に寄生するウイルスの作用によって皮下脂肪組織が消失し、筋肉組織は極度に鍛えられることが判明しています。

SCPA-00159の点在する主な発生地域は世界各国で、感染率は国や地域によって様々です。SCPA-00159が生息する環境を明確に特定できず、SCPA-00159の生息状況が把握できないため、SCPA-00159がどこへ消えているか定かでないケースも発生しています。

SCPA-00159によって、人間が感染する病気は確認されていない。しかし、SCPA-00159に接触・対面したものは特定の病気や災害に遭遇する確率が高くなる傾向があります。また、SCPA-00159への接触や目撃があった場合、その近隣で一定期間内に発生する災害の予言者として知られるようになる。この現象には科学的な根拠は存在しないが、SCPA-00159が持つ未知の能力による影響と推測されています。

追加情報:
SCPA-00159が雌雄別の性別を持たないという事実が発覚しているため、SCPA-00159の繁殖能力や生殖機能については不明です。

SCPA-00159の正確な起源は不明です。報告されたSCPA-00159の発生源は様々ですが、確認できる範囲内では概ね、SCPA-00159の出現は重大な人間遺跡や環境破壊による人間活動が行われている場所で発覚しています。

参照文献:

• SCPA-00159生命体記録保管施設内の資料室「SCPA-00159報告書」
• SCPA-00159感染についての特別プロトコル

機密度のレベル:
Top Secret

注意事項:
SCPA-00159への接触があった場合、SCPA-00159のインタビュー、生物学的検査、解剖学的研究のためにSCPA-00159の収容及び実験室への移送が必須です。

SCPA-00159の感染源である可能性もあるため、SCPA-00159の受付においては防護スーツの着用が必須です。

SCPA-00159の撮影、収集、報告、分析はSCPA-00159感染を防止するため、収容場所外での作業に限定し、SCPA-00159管理員室及び収容施設内での限定的な作業に限定する。

SCPA-00159は極めて影響力が強く、SCPA Foundationの情報流出を引き起こす危険性があるため、SCPA-00159への調査や監視に対しては高度な機密保持が求められる。SCPA-00159に関する情報は SCPA Foundation 上層部や各区域内の必要者以外の秘密保持が義務化されています。

記録番号:
SCPA-00159報告書

報告者:
Dr.██████

承認者:
O5-█