特別収容プロトコル:
SCPA-JP-01340は、収容セル内で常に特殊な保護ケースに保管されなければならない。この保護ケースは厚さ3センチの特殊合金で作られ、内部には安定化された魔法結界が施されている必要があります。SCPA-JP-01340には遠ざける為の重要な防護手段として、収容セル内の警備員は必ず魔術師の資格を持たなければならない。SCPA-JP-01340に接近する際には特に注意し、直接触れないよう厳重に警戒することが義務づけられています。SCPA-JP-01340の取り扱いには、収容プロトコルに徹底した遵守が求められる。

説明:
SCPA-JP-01340は知覚される範囲内に存在すると、その存在が周囲の生命体に対して異常な影響を及ぼすと考えられています。SCPA-JP-01340の外観は一見普通の鶏卵に見えるが、内部には古代の呪文や幻想が刻まれた不可思議な模様が存在する。この呪文の効果により、SCPA-JP-01340の周囲にいる者たちは次第に不安や恐怖を感じ始め、短期間で精神的な苦痛に襲われることが報告されています。

さらに、SCPA-JP-01340の影響下にある生命体は異常な行動に走り、他者への攻撃や自己傷害などの暴力的行動を取る可能性が高まるとされています。これはSCPA-JP-01340が放つ呪いによって精神が乱れ、理性や道徳を失うことが原因と考えられています。SCPA-JP-01340の恐るべき力は、その単純な外観とは裏腹に、周囲に深刻な混乱や破壊をもたらす可能性があるため、慎重な取り扱いと適切な収容が欠かせない。

SCPA-JP-01340の呪いは、時間の経過とともにさらに危険性を増す可能性があるとされています。長期間にわたりSCPA-JP-01340の影響下にある生命体は、恐怖や絶望といった感情がますます強まり、精神の均衡が著しく乱れると考えられています。報告されている症状には、幻覚や妄想、異常な興奮や昏倒などが含まれており、SCPA-JP-01340の持つ影響は予測困難なものとされています。

さらに、SCPA-JP-01340の影響下にある場所では、常態的な異常現象が観測されることが報告されています。その周囲では時折奇妙な音や幻聴が聞こえ、錯覚を起こすことがあるという。また、SCPA-JP-01340から放たれる霊的なエネルギーが周囲の物体や空間に影響を与え、現実と幻想の境界が曖昧になるとも言われています。このような異常現象の増加はSCPA-JP-01340の収容と管理をより困難なものにしており、綿密な監視と対策の必要性が高いとされています。SCPA-JP-01340の影響下にある者たちが報告する幻聴や幻覚には個人によって異なる特徴が見られることが明らかになっています。例えば、一部の被験者は幻覚の中で、巨大な卵や謎の生き物が彼らを観察していると感じると報告しています。一方で、別の者は幻聴によって、耳元で怪しげなささやき声や不気味な足音が聞こえると証言しています。これらの幻聴や幻覚はSCPA-JP-01340の呪いが引き起こすものであり、それによって受ける精神的苦痛は極めて個別のものとなっています。

さらに、SCPA-JP-01340の影響下にある生命体は不可解な行動に走ることが多いと報告されています。例えば、異常な興奮状態に陥り周囲への攻撃を試みる者や、逆に絶望に打ちひしがれ自傷行為に走る者が確認されています。このような異常な行動はSCPA-JP-01340の呪いが引き起こすものであり、収容プロトコルの厳格な遵守と研究の継続が重要であると考えられています。

補遺:
SCPA-JP-01340の解析により、このSCPAが持つ呪いの起源やその正確な効果メカニズムについてはまだ不明な点が多く残されています。SCPA-JP-01340は古代の呪術や魔法の影響が濃厚であることが示唆されており、その謎を解明するためにはさらなる研究と分析が必要とされています。

さらに、SCPA-JP-01340の収容施設内においても異常現象が度々発生しているとの報告があります。警報の誤作動や物体の移動、職員の不可解な行動などが確認されており、SCPA-JP-01340が収容施設全体に及ぼす影響の複雑さが浮き彫りとなっています。これらの異常現象に対処するためには、協力した機関間での情報共有や対策の更なる強化が必要とされています。SCPA-JP-01340にまつわる謎や危険性の解明に向けて、引き続き研究と警戒が続けられる必要があります。

注意事項:
SCPA-JP-01340の近くでは、短期間でも過度の不安や恐怖を感じる可能性があるため、収容セルへの立ち入りは慎重に行うこと。SCPA-JP-01340に直接触れたり、過剰な接近をすることは厳に禁じられており、違反行為には制裁が科される可能性があります。SCPA-JP-01340の影響を受けた者は直ちに隔離され、精神状態のモニタリングが適切に行われるべきです。SCPA-JP-01340の呪いに対して十分な警戒を怠らず、取り扱いには最大限の注意が必要です。

記録番号:
SCPA-JP-01340

報告者:
シウス・アンドレア教授

承認者:
アレキサンダー・ブライト博士