SCPA-181-JP - "時間操作スキャナー"

アイテム番号: SCPA-JP-00181

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル:
SCPA-181-JPは通常のファイルサーバー内にROM形式で保管すること。SCPA-181-JPへのアクセスは厳重に制御が必要とされる。SCPA-181-JPの取り出しおよび操作は、出入り口を通じてスタッフ識別カードが用いられることとし、承認されたスタッフでなければ取り出しが許可されない。SCPA-181-JPは、3人のスタッフによって24時間体制で監視される。

説明:
SCPA-181-JPは、人間の思考と過去・現在・未来を跨いだ時間的情報の関係性を可視化することができる特殊なデバイスです。SCPA-181-JPは、スキャン結果（追加で情報を取得するまでの時間）に強い関心を持つ1個のクリスタルに、超伝導体を通じて同位体発生により生成される高エネルギー光子を照射することで作動する。

SCPA-181-JPは、スキャンされた対象者の思考が可視化される。スキャンによって最も明確に表示されるのは、対象者が持つ思考の傾向と展開です。確固とした根拠がある情報に比べ、不確実性の高い情報に対しては手間や時間が必要です。SCPA-181-JPを使用した過去への直接介入など、原則的には安全でない活動の実施は禁止されています。

SCPA-181-JPは、選択されたターゲットの近接距離に配置することで遠隔制御が可能であり、より正確なスキャニングを可能とする。緊急の場合、SCPA-181-JPは遠隔操作によって差し替えられるため、スタッフは安全な場所で遠隔誘導を行い、スキャンされた情報を適切に扱う必要があります。

追加情報
SCPA-181-JPは、SCPA Foundationのプロジェクトによって開発された。SCPA Foundationは、SCPA-181-JPによる情報の過剰利用による問題を防ぐため、SCPA-181-JPの利用に関する広範な規制を決定した。
SCPA-181-JPには、最初の開発段階で得られたスキャンデータを元にしたインタラクティブ機能が含まれています。また、SCPA Foundationのエージェントは、必要に応じてSCPA-181-JPのプログラムを更新し、特定の物理的要素をスキャンできるようにするための作業も行っています。

参照文献:

• Incident Report SCPA-JP-181-01: Asami T, et al. (20██年██月██日)、「SCPA-181-JPを使用したスキャンでの不正利用の発見」
• Experiment Log SCPA-JP-181: SCPA-181-JPのテスト精度と関連するデータ

機密度のレベル:
Confidential

注意事項:
SCPA-181-JPの取り扱いは訓練を受けたスタッフに限定されています。SCPA-181-JPは現地スタッフ区分A（SCPA-181-JPを使用できる）のスタッフのみがスキャン実施の承認を得られた人物に使用することができる。

記録番号:
Incident Report SCPA-JP-181-01

報告者:
SCPA-181-JP開発チームの集団提出

承認者:
SCPA-181-JP非公開ログ、承認者サインのための文書化必須