SCPA-JP-00287 報告書

アイテム番号: SCPA-JP-00287

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル:
SCPA-JP-00287は、SCPA福岡収容施設内の地下二階にある非常事態用の収容区画B-12-Bに封印されています。収容区画B-12-Bは、強固なコンクリートの壁で覆われ、内部に厳格な監視システムが設置されています。SCPAの日常点検と口開けの作業を行うのに十分なスペースがあります。SCPAに近づくことは禁止され、誰も入場することは許可されません。

説明:
SCPA-JP-00287は、宇宙から地球に降り注ぐ黒い物質です。色は暗く、触れると粘着性があることが特長的です。SCPA-JP-00287に触れた人々は、異常健康状態を引き起こします。初期の症状には、発熱、筋肉痛、吐き気、意識の混乱などがあります。病状は急速に進行します。数日以内に患者は全身の細胞が腐るような感覚を覚え、末期症状により心肺停止します。

SCPA-JP-00287が最初に発生した場所は、福岡県の大野城市の山岳地帯です。その後、宇宙空間から複数回降り注ぎ、SCPA-JP-00287の存在を示す落下物も複数回報告されています。

SCPA-JP-00287の起源については、未だ不明でありますが研究が進められています。

追加情報:
SCPA-JP-00287は、特に雨が降る場合に発生しやすい傾向があります。また、降下物が飛行機、車、自転車などに衝突し、SCPA-JP-00287が広がるおそれがあるため、降下物の除去作業が必要です。

参照文献:

• Incident Report SCPA-JP-00287 -01
• Experiment Log SCPA-JP-00287 -02

機密度のレベル:
機密度レベル3

注意事項:
SCPA-JP-00287に触れることは禁止されています。SCPA-JP-00287の封印に関する警備担当者は誓約書に署名済みであり、SCPAに対する注意喚起とSCPAとの接触を防止するため、警備員は日常的に訓練を受けています。

記録番号:
Incident Report SCPA-JP-00287 -01

報告者:
SCPA-JP-00287研究チームリーダー、加藤利明博士

承認者:
SCPA-JP-00287研究部長、高橋明美博士