SCPA-JP-00329 報告書

アイテム番号: SCPA-JP-00329

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル:

SCPA-Aを所管する研究者は、SCPA-Aに作用する臭素化物やフェニルメチルケトンなど精神作用物質を実験的に投与することができます。ただし、精神作用物質によって患者の意識が消失する場合は、鎮静剤を使用して拘束しなければなりません。SCPA-Aから放出された特異的な匂いが使用された精神作用物質の影響下でも確認されるため、SCPA-Aの定期的な空気清浄が必要です。

SCPA-Aと接触した者はSCPA-Aを目撃した場合、SCPA-Aからの距離が離れてもあらゆる植物をSCPA-Aと認識し、妄想症状を示す可能性があるため、生植物が収容室内に持ち込まれないよう注意してください。

薬剤および匂いの影響から回復した後、SCPA-Aと接触した被験者および職員は48時間以内に監視下に置き、SCPA-Aへの感受性を再評価する必要があります。

説明:

SCPA-Aは、数百の固定化した器械を用いて自動的に植物を作り出すテストチャンバーです。SCPA-Aから放出される特異的な匂いには、人工的な方式で調製された混合物が含まれています。SCPA-Aに直接接触したり、調製された混合物の匂いを嗅いだ霊長類は、治療できない妄想症状を発症することがあります。SCPA-Aには完全に汚染された野生植物を含む環境が必要があります。

SCPA-Aが所管する植物は全て人造であり、通常、SCPA-Aから空気中に放出されるガス状物質によって特定されます。この物質には皮膚の感覚を変化させることがあり、SCPA-Aの運用中には接触を避ける必要があります。

SCPA-Aに暴露されると、SCPA-Aの異常な臭いとともに、被験者は植物の繁殖を促す影響を受けます。SCPA-Aからの影響は長時間持続し、劇的な変化を引き起こすことがあります。

追加情報:

SCPA-Aは機密度レベル”Top Secret”であり、2名以上の職員許可が必要です。SCPA-Aは、多岐にわたる実験と応用の遂行を最適化するツールとして使用されます。

SCPA-Aから放出される物質は、SCPA-Aに接触した有袋類や貴重・稀少な花など、命や種の損失を引き起こす可能性があるため、SCPA-AのオブジェクトクラスはEuclidに分類されます。

SCPA-Aは、SCPA Foundationの指針に従い厳格に管理されています。いかなる実験および応用においても、SCPA Foundationによって定められたプロトコルが准拠されます。

参照文献:

• SCPA-Aの管理に関する指導
• SCPA-Aの特異的な防御メカニズム解説文書

機密度のレベル:
Top Secret

注意事項:

SCPA-Aとは接触しないでください。SCPA-Aの匂いを嗅いだり、調製された混合物を吸入することは避けてください。
SCPA-Aを所管する研究者は、精神作用物質の実験投与およびSCPA-Aの空気清浄を含む厳格なフィルタリングプロトコルを厳密遵守しなければなりません。

記録番号:
Incident Report-SCPA-A-JP-19-07-001

報告者:
Dr. [研究員氏名]、SCPA-A担当主任

承認者:
Site Director [本部長氏名]