特別収容プロトコル:

SCPA Foundation職員のみがSCPA-00379に接触できます。SCPA-00379は万が一外部に漏れた場合、即座に回収されその保管庫に移送されます。

SCPA-00379の保管庫は、SCPA-00379が含まれる施設の地下に専用の保管庫が建設されました。 保管庫内では徹底した警備が行われ、少なくとも2人の武装した職員が24時間体制で見張りを行っています。

SCPA-00379のゲーム盤の明示的な起動は禁止されています。 職員がSCPA-00379に触れる場合、その際の実験承認書の提出が必要で、許可なしにSCPA-00379の内部にアクセスするのは許可されていません。

SCPA-00379がDクラス職員によって操作される実験は、警戒レベルorange以上に許可されています。ただし、SCPA Foundationの主任研究員の承認が必要です。

SCPA-00379に使用される異物の取扱いは、本部の手順に従うことが必須条件です。使用後は、恒久的な保存場所に移動させる必要があります。目視で異常もとめた場合は、直ちにSCPA-00379の使用を停止し、上層部に報告する必要があります。

説明:

SCPA-00379は、聖杯戦争を再現するために制作されたボードゲームです。このゲームは、7人の マスターたちがそれぞれ召喚したサーヴァントたちが戦う、現代日本を舞台にしたファンタジー戦争の勝利条件を競います。

SCPA-00379はゲームボード、ルールブック、彫刻済みのパワー・ダイス、4種類のクラスに割り当てられているサーヴァント（全32種類）、指定された強制効果、そして詳細な初期設定済みシナリオを含みます。

SCPA-00379は、古代のテキスト及び呪文、および聖杯戦争の設定を数年にわたって研究して得られたカルト的な知識を基にして、詳細に制作されました。 それは聖杯戦争自体と同様に、十分に現実を超えた存在の可能性があります。

SCPA-00379内で行われる対戦の結果は、SCPA-00379の劇的な効果によって、現実の世界へ影響を与える可能性があります。この影響は、時には巨大な物理現象や都市の壊滅をもたらすこともあるため、SCPA Foundationの指定された施設内での使用が限定されています。

SCPA-00379は、外部の所在地の公開や配布が禁止されています。SCPA Foundation職員がSCPA-00379に接触する際には、職員が遵守しなければならない厳格なプロトコルがあるため、注意して接触してください。

SCPA-00379には以下のような追加情報が報告されています。

SCPA-00379は、通常の駒の動きに加えて、それぞれのサーヴァントやマスターに独自の能力があります。これらの能力は、SCPA-00379のクラス、型式、及びパラメータの強制効果によって制御されます。SCPA-00379を制作した選ばれし者は、能力の完全な一覧にアクセスすることが可能です。

SCPA-00379は、また、初期設定済みの複数のシナリオを備えています。 それらは、スタート位置、ルール、及び勝利条件がパラメータで設定されています。SCPA-00379で実行されるシナリオは、SCPA Foundationの上層部の承認を得ることが必要です。

SCPA-00379は豊富な霊基供給のため、あらゆるタイプのサーヴァントを召喚することができます。 しかし、SCPA-00379で提供される条件に従う必要があり、サーヴァントとマスターのパラメータが一致している必要があります。SCPA-00379を使用して特定のサーヴァントを召喚した場合、SCPA-00379内に留まるマスターの霊力が大幅に消費されることがあります。

SCPA-00379を使用する際には、SCPA-00379が提供する特別なさまざまな能力が発生する場合があります。 SCPA-00379でプルーフィングセッションを行って、能力が暴走していることを発見した場合は、SCPA Foundationの細心の注意が必要です。

SCPA-00379は、推奨される取り扱い手順に従って使用されている限り、副作用の発生を防ぐことがほとんどです。SCPA Foundationは、SCPA-00379が適切な管理下にあることを確認するため、常に最新の報告書を作成しています。SCPA-00379に関連する追加情報は以下の通りです。

SCPA-00379の制作者はSCPA Foundationから収容中で、SCPA-00379を作る前はまだ知られていなかった方法で聖杯戦争に関する数百年の文献を発見したとされています。SCPA Foundationは、彼が聖杯戦争を再現するためにSCPA-00379を作成することを許可しました。しかし、彼が使用することを許可されるのは1度限りであり、その後はSCPA-00379の管理はSCPA Foundationに返されました。

SCPA-00379に対する最初の報告は、SCPA Foundationの関係者によって提出されたもので、その後、SCPA-00379が何らかの異常効果を持っていることが発覚しました。SCPA Foundationは、SCPA-00379が危険な可能性があるため、慎重に対処するように命令を出しました。その後、SCPA FoundationはSCPA-00379を所持していた人々から収集してSCPA-00379の研究を開始しました。

SCPA-00379は、生命反応不明の長期間の使用後でも、能力の効果が高いため、査定が困難であるとされています。SCPA-00379は、召喚されたサーヴァントとマスターが殺される可能性があるため、人体にも大きな効果を及ぼします。

SCPA-00379の管理に携わるSCPA Foundation職員には、メンタルアセスメントと専門の訓練が必要です。SCPA-00379は非常に強力で危険であり、SCPA Foundation職員によって確立された特別収容プロトコルを厳格に守る必要があります。SCPA Foundationは、SCPA-00379が外部に漏露することを避けるために、必要に応じて彼らに対する偽装を行うように指示しています。

補遺:

SCPA-00379を使用することが許可されるのは、SCPA Foundation上層部からの命令の下で、厳格な使用場所制限かつ強制的な監視体制の下でのみです。SCPA-00379を所持しているSCPA Foundation職員は、特定の指示に従う必要があります。これらの指示は、SCPA-00379で起こるすべての現象に関する詳細で正確な報告を含めなければなりません。

SCPA-00379の召喚エフェクトが発生した場合、SCPA Foundation職員は即座にSCPA-00379の使用を停止するように指示されます。SCPA-00379が作動している場合でも、指示通りに行動することが重要です。SCPA Foundation職員は、SCPA-00379が異常な現象を引き起こす準備を整えるために行動できるまで、SCPA-00379が使用できないようにし、安全を確保するように指示されます。

SCPA FoundationはSCPA-00379に根拠を持たない信仰を抱いているSCPA職員の投稿について予防的な措置を取っており、SCPA-00379の安全に関する議論に役立つ情報をすべて収集しています。SCPA Foundationは、SCPA-00379

注意事項:

SCPA-00379は、高度なカルト活動や異常を追求する新興宗教、研究者、あるいは歴史愛好家を誘発する可能性があるため、極めて慎重な扱いが必要とされます。SCPA-00379は、そのデザインや機能に関して第三者に公開されることはできません。

SCPA-00379は、1人または数人の職員によって見守られた状態でのみ操作されることが許可されています。この操作は、必要であれば、制限をもって行われます。SCPA-00379に触れる職員は、実験承認書を遵守しなければならず、SCPA Foundationの主任研究員のシステムで承認する必要があります。

SCPA-00379のゲーム盤の起動や使用中には、極めて注意しなければならないルールと制約があります。そのため、使用中のSCPA-00379に接近する人は、SCPA Foundationの最新の操作マニュアルを遵守する必要があります。

SCPA Foundationは、SCPA-00379を使用して人間を医療的に活かすための研究に取り組んでいます。 SCPA Foundationは、SCPA-00379をいかなる非倫理的な実験行為にも使用しないよう注意し続けます。

記録番号:
SCPA-JP-00379

報告者:
SCPA Foundation調査チーム

承認者:
SCPA Foundation管理職