特別収容プロトコル:
SCPA-AE-00463は、収容過程中に恒常的に変化するため、収容プロトコルは毎月再評価される必要があります。SCPA-AE-00463の収容区画は、ウォールパネルで固められた3つの異なる4.2m×4.2mの部屋から構成されます。
各部屋には密閉された扉があります。全ての部屋と扉には錠がかけられています。毎日、職員は監視カメラで部屋を監視し、変化が確認された場合はすぐに報告することが必要です。SCPA-AE-00463の有害な影響を防ぐため、SCPA-AE-00463の部屋の外には、SCPA-AE-00463に曝露されることを避けるための支援施設が必要です。使用後は、支援施設は脱出用に消毒される必要があります。

説明:
SCPA-AE-00463は、「グルーミーキャット」という、非常に奇妙な形状をした階層的構造物です。SCPA-AE-00463の形状は、観察者によって異なります。SCPA-AE-00463の館は普段は閉鎖され、館に入ることはできません。SCPA-AE-00463に入ることができるのは、招待された人だけで、彼らはSCPA-00463の理解を示し、SCPA-AE-00463を危険に晒す行為を行わないことが条件です。

SCPA-AE-00463は内部に複数の不思議な部屋を持っており、それらは時折、消失・変化・移動をすることがあります。また、SCPA-AE-00463内部に進入した人間は、非常に独特な感覚に襲われることがあり、幻覚を見たり実体感覚を混乱させたりします。

SCPA-AE-00463は非常に危険であり、警告無しにSCPA-AE-00463の部屋を開いた場合、人間はその部屋を取り込まれ、SCPA-AE-00463の部屋から出ることができなくなります。SCPA-AE-00463の内部に閉じ込められた人間は、時間とともに身体的および精神的変容が起こることが知られています。SCPA-AE-00463から救出された人間の大部分は、長期にわたるSDK-00463の介入が必要となる恐怖症と軽度の知覚障害が残ります。

SCPA-AE-00463の起源については謎が多く、SCPA財団はSCPA-AE-00463の発生についての正確な情報を収集するために、多数の調査を行いました。SCPA-AE-00463の発見に関する最初の文献は、18世紀初頭に遡り、多くの説が存在しますが、その多くは信頼性の低い情報であることが明らかになっています。

SCPA-AE-00463の異常な性質は、過去に複数回発見され、SCPA財団はSCPA-AE-00463を施設に収容し、SCPA-AE-00463に関する研究を開始しました。その結果、SCPA-AE-00463が異常なプロパティを持つ複雑怪奇な構造物であることが判明しましました。

SCPA-AE-00463の収容には、非常に高度な技術と、多くの努力が必要でした。SCPA-AE-00463の部屋は、すばやい変化に適応するために毎月再構築されます。SCPA財団は、SCPA-AE-00463が人命を脅かすことのないように、最新の技術を用いて膨大な規模の監視システムを設置し、SCPA-AE-00463の監視に力を注いでいます。

SCPA財団はSCPA-AE-00463に関する研究を継続しており、SCPA-AE-00463が招待された者以外の人間によって入力されないようにするための機関が開発されています。将来的にはSCPA財団は、SCPA-AE-00463の多くの謎を解いて、SCPA-AE-00463が人類に与える潜在的な脅威を完全に理解することができると期待されています。SCPA-AE-00463によって引き起こされる影響には、感覚の変化、幻覚、時間の感覚の変化、記憶の欠落、無意識の思考、混乱、恐怖などがあります。SCPA-AE-00463による影響は、個人によって異なるため、看護師が患者の状態を監視し、必要な場合は即座に処置を行わなければなりません。

SCPA-AE-00463の部屋内に入ることができるのは、SCPA-00463の理解を示すことができる人物に限られています。SCPA-AE-00463の入口には、厳格な防衛メカニズムが採用されており、SCPA-AE-00463からの脱出を試みた人物を阻止することが可能となっています。

SCPA-AE-00463に関する調査では、SCPA-AE-00463から適切に保護された人物にも変容が起こることが明らかになりました。長期間SCPA-AE-00463と接触する人物は、非常に深刻な身体および精神症状を引き起こすことがあります。これらの影響は、長時間のSDK-00463の介入によって治療されることがありますが、残念ながら治療できない例も報告されています。

SCPA-AE-00463には弱点が存在しますが、SCPA財団は未だにその弱点を利用することはできません。SCPA-AE-00463の弱点を利用することが可能になった場合、SCPA財団はSCPA-AE-00463からの全ての脅威を消すことができると信じられています。

補遺:
SCPA-AE-00463の研究チームによる最近の調査により、SCPA-AE- 00463の多くの空間が現れたり消えたりする原因がよりはっきりと明らかになりました。SCPA-AE-00463は、非常に長い期間にわたって、9つの「フレンドリーポータル」を介して、異なる異常領域と結ばれていたことが判明しました。これらの領域の一部はSCPA財団に既知であり、一部は未だに調査されていません。

SCPA-AE-00463が異常を引き起こす原因が明らかになったため、SCPA-00463の変化を妨げるための対策が考案され、実装されました。現在、SCPA財団は、SCPA-AE-00463から脆弱なエリアを保護するためのマジックアーマーを使用しています。これにより、SCPA-AE-00463の影響を最小限に抑え、時間をかけて新しい特別収容プロトコルを設計することができなくなるまでSCPA-AE-00463の収容状態を維持することができるようになりました。

SCPA財団は、SCPA-AE-00463が引き起こす長期にわたる影響について、より多くの研究と治療法の開発に取り組んでいます。SCPA財団は、SCPA-AE-00463に関する知見が増えるにつれ、SCPA-AE-00463の異常な性質と興味深い関係がある他のSCPA物件との接続を発見することを期待しています。

注意事項:
SCPA-AE-00463に接近する際には、SCPA-AE-00463が新しい形状を取り始めるかもしれないため、SCPA-AE-00463の収容区画から十分に離れるようにしてください。
SCPA-AE-00463の内部に入ることが許可されるのは、SCPA-AE-00463の知覚に敏感な招待者だけです。SCPA-AE-00463を検査する際には、目覚めているグルーミーキャットに気をつけてください。SCPA-AE-00463の部屋に出入りする際には、監視カメラを確認してください。SCPA-AE-00463の周りに近づくと、精神的な影響を受けた場合は、SCPA-AE-00463から遠く離れて、圧力室にすぐに入る必要があります。SCPA-AE-00463に接触した場合、報告書を提出し、スタッフによる適切な介入が行われるまで、SCPA-AE-00463の生理的変化に注意してください。

記録番号:
SCPA-JP-00463

報告者:
█████ ███████ 博士

承認者:
███████ ██████ 総責任者