SCPA Foundation レポートフォーム
SCPA-JP-00144 報告書

アイテム番号: SCPA-JP-00144

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル:
SCPA-AJP-00144-1 は SCPA-JP-00144 の収容施設にて収容してください。SCPA-AJP-00144-1 の供給源はSCPA-AJP-00144-2と同じタンクに収められており、メンテナンスや供給の際は確認の上、厳重に行ってください。SCPA-AJP-00144-1は一般職員が使用することは禁止されています。SCPA-AJP-00144-2 は SCPA-JP-00144 レポートにて明示された場所で収容してください。SCPA-AJP-00144-2 がSCPA-AJP-00144-1に補充される際は、常に2名のセキュリティ上級職員が一緒に同行し、補充作業を行ってください。SCPA-AJP-00144-2 の開錠には、レベル4のクリアランスが必要です。SCPA-AJP-00144-3は無料枠を除いた一般人の入植、訪問は禁止されており、SCPA-AJP-00144-3を囲むフェンスにはセキュリティカメラが配置され、不正侵入を防ぐため、24時間防御体制を敷いてください。 SCPA-AJP-00144-3の中の鏡は、密閉されたユニットに収容してください。

説明:
SCPA-AJP-00144-1 は透明な液体で、27°Cで常温常圧下で半透明になります。SCPA-AJP-00144-1を肉眼で直接見ることはできませんが、SCPA-AJP-00144-1を触ると表面は特有の粘着性があることがわかります。SCPA-AJP-00144-1は、SCPA-AJP-00144-2で使用する鏡が裏から曇るように、任意の鏡面に当てると鏡と照明付きの影が生成されます。SCPA-AJP-00144-2はメモリフォームでできた掛け布団のような形をしており、広げると大きな床鏡として使うことができます。SCPA-AJP-00144-2表面にSCPA-AJP-00144-1を塗ると、SCPA-AJP-00144-2の裏に曇りが発生し、SCPA-AJP-00144-2に対応する影がSCPA-AJP-00144-2に現れます。SCPA-AJP-00144-3は、森の中に位置する家全体を占める大型の森の家で、内装は全ての部屋に大型の鏡が備え付けられています。SCPA-AJP-00144-3の外部環境は、夜中に発生する霧が非常に多く、霧が発生するとSCPA-AJP-00144-3の入り口は一瞬で隠されます。SCPA-AJP-00144-3 の中にある鏡は、SCPA-AJP-00144-2と同じ特性がありますが、SCPA-AJP-00144-3 の中に鏡があると、SCPA-JP-00144-3 の中に入るすべての人物に影が追従するように影が生成されます。SCPA-AJP-00144-3 に入るものは、何も持ち込めず、SCPA-AJP-00144-2 の他に大きな鏡を取り出すことは許可されていません。

追加情報:
SCPA-AJP-00144-1 と SCPA-AJP-00144-2 は、SCPA-AJP-00144で鏡面と影を生成し、SCPA-AJP-00144-3 に入るものに影が追従する効果をもたらします。SCPA-AJP-00144に関する最新の研究では、SCPA-AJP-00144内に入ったあらゆる人物はSCPA-AJP-00144影響下に置かれます。影はある種のペットのように従います。 SCPA-AJP-00144-1は、SCPA-AJP-00144-2の裏側を暗くすることで、SCPA-AJP-00144-2に対応する影をSCPA-AJP-00144-2裏に生成します。SCPA-AJP-00144-3に入ったあらゆる人物はSCPA-AJP-00144の影響下にあり、SCPA-AJP-00144-3内にあるあらゆる人物は自らの影とは別の人物がSCPA-AJP-00144-3内で彼らに対して行動したり、反応したりすることができます。 SCPA-AJP-00144-3内での行動者とそれに触れたものは、SCPA-AJP-00144-3から出た後の現実世界でも同様にSCPA-AJP-00144の影響下にあるように見えます。SCPA-AJP-00144は影響下の影が存在するSCPA-Foundationで初めて報告されました。SCPA-AJP-00144影響下の影は非常に現実的で、SCPA-AJP-00144影響下の影を主体的に行動することができます。

参照文献:
Protocol_AJP-001: "SCPA-AJP-00144 containment procedures", Dr. ████ █████
Report_AJP-001-001: "Initial Incident Report for SCPA-AJP-00144", Dr. ██████ ██████
Report_AJP-001-002: "Interview with SCPA-AJP-00144: Its history and origin", Dr. ████ ██████

機密度のレベル:

• 安全

注意事項:

• SCPA-AJP-00144影響下の影に触れたものは、影響を受ける可能性があります。
• SCPA-AJP-00144-1とSCPA-AJP-00144-2 がSCPA-AJP-00144-3に入場する際には、レベル4のクリアランスが必要です。
• SCPA-AJP-00144-3内部にある他の鏡や護株と同じように、SCPA-AJP-00144-3にある鏡に対しても適切な管理が必要です。

記録番号:

• Incident Report AJPAJP-001-001
• Experiment Log AJPAJP-001-002

報告者:

• Dr. ████ █████

承認者:

• Site Director ██████