SCPA-JA-00284 報告書

アイテム番号: SCPA-JA-00284

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル:

SCPA-JA-00284は財団指定の場所に収容されており、外部からの立ち入りは禁止されています。SCPA-00284-1からSCPA-00284-5までの5つのエリアを常に監視する必要があるため、常に複数の警備員を配置し、可能な限り個人認証装置を用いたシステムを使用する必要があります。また、SCPA-00284の周辺に住む者及び接触した住人に対しては、観察と記録のために一定期間社会的反応を監視する必要があります。

SCPA-00284-1からSCPA-00284-5までのエリアには最低でも3階以上に至る高層建築物が必要であり、屋上からの観測が可能でなければなりません。また、SCPA-00284-1は外部のセキュリティカメラ及び監視映像に写らないため、人員のみの監視が必要となります。

説明:

SCPA-JP-00284は日本列島内に存在するとされる非常に危険なエリアです。SCPA-JP-00284は、3つの小さな村からなる「幸福の街」という名前の地域で構成されています。これらの村は、日本の地図には記載されておらず、一般社会には知られていません。

この地域を構成する村々は、SCPA-JP-00284-1からSCPA-JP-00284-5までの5つのエリアから成っており、それらの間の移動が可能です。各エリアは非常に広く、村の敷地と平方面積が同規模である大都市と同様の建物、橋、池、野生動物等が発見されています。

しかし、SCPA-JP-00284は、その隔離された環境で現代文明技術を欠いており、一旦内部に侵入した場合簡単に出られることができなくなります。また、SCPA-JP-00284と接触した事件の報告では、これらの村々には、内部で常に不穏な動きが観察されていると言及されています。

SCPA-JP-00284の内側は、4つの特徴的なマークによって識別されます（SCPA-JP-00284-2からSCPA-JP-00284-5まで）。これらのマークは、「危険」、「助言」、「前提条件」、「死亡者」と訳されます。各エリアには、SCPA-JP-00284-1の扉に固有の鍵を使用する必要があります。

SCPA-JP-00284-1は、三重重要文化財指定の日本家屋で、一階には職場が、2階には住居があります。SCPA-JP-00284-1からSCPA-JP-00284-5までのエリアへの移動は、通常はSCPA-JP-00284-1の2階からのみ可能です。SCPA-JP-00284-1は常時監視され、常時監視カメラで撮影されています。

SCPA-JP-00284-2からSCPA-JP-00284-5までのエリアに進入中は、24時間、高い注意を払い、緊急時はSCPA-JP-00284-1にすぐに帰還できるようにする必要があります。SCPA-00284が外部にリークした場合、SCPA-JP-00284に接触した者には脳内に未知の情報が記憶され、唐突な妄想に苦しむことがあると推測されます。SCPA-00284に内部に残留している可能性のある生物体は、即座にSCPA-JP-00284-1に戻し、非常に高い慎重さで処理する必要があります。

追加情報:

SCPA-JP-00284は、財団が調査した中で最も数字に恵まれない事例の一つです。この報告書は、SCPA-JP-00284の特性の最も一般的な記述であり、現在の知見が含まれています。そのため、SCPA-00284-1からSCPA-JP-00284-5までの探索と観測を含め、さまざまな新しい発見が報告されることが予想されます。

参照文献:

なし

機密度のレベル:

Top Secret

注意事項:

• SCPA-JA-00284への内部アクセスは、最小限に抑える必要があります。
• SCPA-JA-00284は非常に危険です。警報が設置され、集中警備が必要です。
• SCPA-JA-00284での業務は、必要最小限に抑える必要があります。
• SCPA-JA-00284からの情報公開は、事前に承認された後にのみ許可されます。
• SCPA-JA-00284には、強い精神的負荷がかかる可能性があります。任務に先立って、処理に向けた準備をしっかり行ってください。

記録番号:

SCPA-JP-00284-探査報告書-01

報告者:

Dr.███ ███████

承認者:

Site Director ██████