SCPA-JP-00221 報告書

アイテム番号: SCPA-JP-00221

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル:
SCPA Foundation所属の医療スタッフが2名体制で収容施設内に常駐し、SCPAの健康状態を定時で観察すること。SCPA-221はSCPA Foundation所有の専用ホームページ上で公開される。SCPA-221から生じた人面瘡を持つ人物の特定がされた場合、SCPA Foundationにより対処が行われる。

説明:
SCPA-221は、バルト地方の森中から回収された彫刻で、真鍮巻で覆われた金属製の盒の中に収納されています。SCPA-221の表面には、後期中世期に近いデザインの不気味な顔が刻まれており、彫刻自体は藁や麻のような繊維に似た物質で作られていると推定されています。SCPA-221の特殊な能力には、彫刻から立ち上る生命力である「生気」が存在し、この生気がSCPA-221を近づく者に向けて放出されると考えられる。SCPA-221の主な効果は、触れた者に人面瘡を生み出すことです。SCPA-221から直接人面瘡を生じたケースは、SCPA-221保有者およびその研究者以外には報告されていない。

SCPA-221は1993年にSCPA Foundationに接収された後、専用ホームページで収容され、人面瘡を人々に広めることを防ぐために定期的に更新されています。
研究により、SCPA-221の複製品および派生物が見つかっています。これらの物品はSCPA Foundationによって破壊または収容されています。

追加情報:
SCPA-221が確認された場所には、樹皮を剥がされた木の刻印が残されていた。SCPA-221保有者への調査によると、「彫刻のおかげで健康になった」と述べています。

参照文献:
SCPA-221に関する全ての文書とレポート、SCPA-221を模倣または使用することが懸念される要素や活動についての事例がリストされた共通知識データベース「サイボーグ」のSCPA-221のページへのリンク

機密度のレベル:
特定の個人がSCPA-221のサイトを訪問した場合、彼らの身元情報やその訪問に関連する情報の収集、およびこれらの情報の使用方法に関する情報は「クラシファイド」の取り扱いとなる。

注意事項:
SCPA-221保有者とその研究者は、SCPA-221から生じた人面瘡に対する健康管理を厳格に行わなければならない。SCPA-221から人面瘡が発生した場合は、SCPA-221保有者およびその研究者は直ちに医療スタッフを呼び出し、生体材料の取得や人体実験に使用することを禁止される。

記録番号:
SCPA-221の報告書

報告者:
Dr.馬場

承認者:
Site Director