特別収容プロトコル:
SCPA-AJP-00070であるランパスは、収容室12-Alphaに封じられています。収容室は非常に頑丈な素材で作られ、内部は耐火性のある材料で覆われています。収容室には絶えず消防士の待機が必要であり、万が一火災が発生した場合は速やかに鎮火するよう手配してください。

収容室は定期的な保守点検が必要であり、火災相手言った及ぶ危険があるため、適切な防火設備を備えてください。また、収容室への入口は厳重に保護され、無関係者の侵入を防止するためセキュリティプロトコルを厳格に適用してください。

セキュリティスタッフは常時収容室の周囲に配置され、チェックポイントを通過した人員には特殊な防護スーツの着用が義務付けられます。これによって、収容室の近くにいる場合に可能な限り被害を最小限に抑えることができます。

また、収容室内には防護ケージが設置されており、人員が近づく際には適切な警戒態勢を取るよう指示してください。ケージには安全装置が備わっており、非常時には自動的に施錠される仕組みとなっています。

収容プロトコルについては、定期的な点検と保守、セキュリティの強化が必要です。随時新たな情報や変更があった場合には関係者に速やかに通知し、プロトコルの更新を行ってください。SCPA-AJP-00070の安全性を確保するために、最善の努力を尽くしてください。

説明:
SCPA-AJP-00070、通称ランパスは、一組のαとβと呼ばれる2体の存在からなります。αは15～18歳ほどの痩せこけた人型女性であり、身に衣服をまとっていません。彼女の右手には消えることのない火を掲げた松明(β)を持ち、常に上に掲げ続けています。また、彼女は一貫して左手を地面につけています。

αは人間のように人語を理解することができますが、対話やコミュニケーションは不可能です。彼女の知能レベルは極めて低く、推定で3～5歳ほどの幼児に相当します。何らかの理由によりαが興奮状態になると、彼女は体の軸に沿ってβを振り回し始めます。

この際にβから発せられる炎は異常な性質を持ち、その軌跡を認識した関係者は深刻な症状を引き起こします。知能の急速な低下、理性の喪失、異常な凶暴性の発現、強い幻覚などが報告されています。これらの症状は一度発症すると持続し、被験者の精神と身体に長期的な影響を与えます。

SCPA-AJP-00070はαとβが密接に関連しており、αは決して彼女の手からβを離そうとはしません。もし無理に引き離された場合、αの脳と内臓は引き裂かれ、即死となります。この関係の強度や何が引き起こすのかについては、まだ解明されていません。

SCPA-AJP-00070は理解困難かつ奇妙な存在であり、彼女たちの本来の目的や起源について多くの疑問が残っています。さらなる研究と情報収集が必要ですが、彼女たちの不可解な特性や危険性に対処するためには、慎重かつ適切な方法を選択することが必要です。

追加情報:
SCPA-AJP-00070、通称ランパスにはさらなる追加情報が存在します。過去の観察や実験に基づいて、以下のような特徴や現象が確認されています。

まず、αとβの存在は不可分であり、互いに依存していると考えられます。αが何らかの危機に直面した場合、彼女はβを振り回し、その行動を介して自衛を図ると考えられます。また、αの目的や動機については未だに解明されていませんが、βを保持し続けることに彼女自身が重要な意味を見出している可能性があります。

αがβを振り回す際に発せられる炎の軌跡は、視覚的に鮮明で美しいとされます。人間の目には確認できる範囲の可視光線であり、その明るさや色彩は個体や状況によって異なる場合があります。報告からは、この炎が周囲の人物に激しい影響を及ぼすことが明らかになっています。

被験者がαの炎の軌跡を視認した場合、急速に知能が低下し、理性を失い、凶暴な行動に突入することが報告されています。これに加えて、幻覚や妄想、報告者自身すらも被害者への攻撃を試みるなどの異常な症状が発生します。これらの症状は持続しており、通常の人間の生活や社会的な活動に支障をきたします。

SCPA-AJP-00070の研究者たちは、αが持つ特異な性質や彼女が振り回す炎の正体、症状の発生メカニズムなどについて継続的な研究を行っています。追加の観察や実験の必要性が高まっており、彼らはランパスの謎に迫るために最善の努力を続けています。

なお、SCPA-AJP-00070は極めて危険な存在であり、適切な収容プロトコルとセキュリティ対策の維持が必要です。関係者は慎重かつ注意深く接近し、彼女たちの存在について正確な情報の提供と研究努力を継続するよう努めるべきです。追加情報:
さらなる観察から、SCPA-AJP-00070つまりランパスについてさらなる追加情報が判明しました。これには他の被験者との接触実験や、彼女たちの生態や影響範囲に関する調査が含まれます。

ランパスが他の被験者と接触すると、彼らにも炎の軌跡による異常な症状が現れることが確認されています。この現象は距離や物理的な障壁を超えて起こり、ある程度の時間差があることが観察されています。また、症状の重症度は被験者の感受性と関連しているようであり、それによって個体差が生じることが報告されています。

さらに、ランパスの影響範囲が特定の地域や物体に制限されている可能性も示唆されています。特定の場所や物体を介して彼女たちの異常なエネルギーが伝播していると考えられており、これが炎の軌跡による影響を引き起こす主な要因となっているようです。この伝播のメカニズムや範囲の限定など、引き続き研究されるべき課題です。

また、αとβの関係における心理的な要素も興味深い発見となりました。短期間の観察および人体実験から、αはβを保持することによって安心感や快感を得ていることが示唆されています。ただし、具体的な心理的なメカニズムやその他の関連要素については、まだ十分な理解が得られていないため、さらなる研究が必要です。

これまでの知見から、SCPA-AJP-00070の性質と影響は何らかの異常なエネルギー源によって引き起こされている可能性が高く、そのメカニズムは他のSCPAオブジェクトや異常事象とのつながりがあるかもしれません。これにより、SCPA-AJP-00070の煩雑かつ複雑な特性の解明には、他の研究分野との連携が不可欠であることが示唆されています。

なお、SCPA-AJP-00070の収容および研究は引き続き適切なプロトコルの下で行われるべきです。彼女たちの特異な特性と潜在的な危険性に対処するために、セキュリティ対策や情報の共有が継続的に行われるべきです。これによって、SCPA-AJP-00070の理解と管理に関する研究の進展が期待されます。

■■■■■■に該当する■■■■です、報告書内容が最重要機密となっており、表示できません。

注意事項:

1. SCPA-AJP-00070に接触する際には、特別な防護スーツおよび防護装備の使用が必要です。未装備での接近は厳禁です。
2. SCPA-AJP-00070の火の軌跡を見た場合、直接的または間接的に影響を受ける可能性があるため、適切な観測機器を使用しながら距離を保つようにしてください。
3. SCPA-AJP-00070に関する研究や実験は、適切な訓練を受けたスタッフの監督下でのみ行われるべきです。未承認の試みは制止されるべきです。
4. SCPA-AJP-00070の収容室への無断侵入は許可されていません。特定の目的がない限り、収容室周辺に立ち入ることは避けてください。
5. SCPA-AJP-00070の相互作用を試みる際には、関係者の状態および環境の監視が重要です。異常な変化が観察された場合は直ちに通報し、適切な対応を取ってください。
6. SCPA-AJP-00070の研究結果や関連情報の取り扱いには機密保持が求められます。情報の共有や公開は許可された場合にのみ行ってください。
7. 作業中にSCPA-AJP-00070が暴れ始めた場合、速やかに非常手段を実施して危険を最小限に抑えるようにしてください。防護施設や安全装置の使用においては注意を払ってください。

これらの注意事項はSCPA-AJP-00070の適切な収容と研究を確保するために重要です。関係者はこれらの注意事項を遵守し、SCPA-AJP-00070に関わる作業を慎重に行うようにしてください。

記録番号:
SCPA-AJP-00070

報告者:
Ryuufa

承認者:
Dr. ███████