SCPA-00128 報告書

アイテム番号: SCPA-00128

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル:
SCPA-00128は、SCPA財団の東京支部にある安全な保管庫に保管されなければなりません。SCPA財団に所属する行動隊員を含め、SCPAに触れるすべての人員は、彼らがSCPA-00128と接触した場合に備えて虹彩認証された仮想環境内にある第二保管庫までのアクセス許可を必要とします。SCPA-00128自体は互いに区別できない100個以上の風貌を持つので、SCPA-00128の保管中は警戒レベル3に設定され、複数の防衛都市ブロックが常に常駐する必要があります。

説明:
SCPA-00128は、風貌が変化する木彫りの日本の面相造形品です。研究していると、容貌の変化を防ぐために、本体が増殖し、一緒に増えた面相造形品はすべて同じ能力を持っていることが分かりました。SCPA-00128の風貌は、触れた人の頭上に現れ、このサイクルを繰り返し、最終的に感染者がSCPA-00128と同じ特性を示します。SCPA-00128のもう1つの特性は、健康かつ穏やかな状態にある人に対する異常な敵意です。SCPA-00128は常に常温の状態を維持するため、直接太陽光にさらされる必要はありません。影でも生き残ることができ、防弾チョッキや盾のような防具を通して撃たれても完全に防御することができます。

追加情報:
SCPA-00128は数え切れないほどの頻度で被験者との実験を行っています。SCPA-00128が感染から免疫を獲得するまでの期間は不定期であり、その期間は数十分から数年にわたります。SCPA-00128の免疫獲得期間をきちんと認識していない場合、SCPA-00128は科学者や他のSCPAの収容を完全に脅かすことができます。SCPA-00128は兵器で殺すのではなく、ファイヤーウォールで分離する必要があります。

参照文献:

• SCPA財団調査ログ
• SCPA財団情報管理システム（GENTRY）
• SCPA財団監視映像

機密度のレベル:
Top Secret

注意事項:
SCPA-00128は複数人によって協力しなければならなく、SCPA財団の東京支部にある保管庫に保管する必要があります。感染者の摘出は重要です。SCPA-00128の防護を維持するためにコンピューターシステムを使用するようにしてください。

記録番号:
Incident Report 00128-P

報告者:
SCPA研究員 北条 義直

承認者:
SCPA財団 金子 裕介