特別収容プロトコル:
SCPA-JP-00592は設備内において暴走する可能性があるため、緊急時以外は常に収容室に保管し、人型物体専用の防弾ガラス強化されたケージに収容しなければならない。SCPA-JP-00592が収容施設から脱走した場合は、直ちに軍事プロトコル[規格ID: RED VELVET]を発動すること。SCPA-JP-00592が追跡不能な場合は、大量処分の対象とすることが許可される。SCPA-JP-00592の保管場所は、24時間で不在時間があってはならない。SCPA-JP-00592の取り扱いにあたり、SCPA-JP-00592に言語的な挑発を行ったり、暴力を振るったりすることは禁止されています。SCPA-JP-00592は、1年毎の身体検査を受けさせ、異常が確認された場合には、直ちに適切な処置を施すこと。

説明:
SCPA-JP-00592は、身長1.8mから2.5mの範囲内にある人型物体です。SCPA判定判断基準圧縮装置により分類されており、その名の通り「人型物体」ですが、その起源や構造は未知数です。SCPA-JP-00592は、陰陽師によって鎮められたものとしても知られており、古来より数々の神話や伝説に登場するなど、人々に恐怖と畏怖の念を与える象徴的存在であった。SCPA-JP-00592は肉体的には極めて強靭であり、その身体は常人が及びもつかない膂力を有しています。SCPA-JP-00592の特徴的な現象として、「退化現象」があげられれる。SCPA-JP-00592には、複数の現れ方が存在するが、体内の器官や一部の皮膚などが、一時的に低下し、退化してしまう現象が確認されています。SCPA-JP-00592は、この現象を起こすことで、あたかも成長期類似の変化を起こすことで、膂力向上や身体能力向上の能力を持つ。また、SCPA-JP-00592は、普段は消極的ですが、刺激に対しては、極めて攻撃的な反応を示す場合があります。したがって、SCPA-JP-00592は、収容室からの出立を禁止し、甚だしきに至っては、軍事プロトコル[規格ID: RED VELVET]が適用される。SCPA-JP-00592は、基地の暴力沙汰を引き起こし、SCPA財団職員の犠牲者や重傷者も出ているため、扱いには特に注意が必要となる。

SCPA財団による調査結果によると、SCPA-JP-00592が発生する現象は、パラノーマル現象の一種であることが判明しています。SCPA-JP-00592は、非常に不安定な状態にあることが多く、SCPA財団職員による試料採取に失敗することが頻繁にある。一方で、SCPA-JP-00592の体内には化石から発見されたような、未知の生物種の遺伝子情報が存在することが報告されており、生物学的にも興味深い存在として注目されています。SCPA-JP-00592が身に付けている衣服には、金属が混入されているため、一般的な金属探知機では検索できない。SCPA-JP-00592の記憶を抹消する試みも行われてきたが、その適用時には、再発防止のために相当な負荷が加わることが既知の問題点です。SCPA-JP-00592は、肉体的素養に強く依存し、それが生命線となっているため、体内で意図的な細胞繁殖阻害剤を与えるなどの治療法は考えられない。口語化耐性を持つSCPAであり、言語攻撃を行います。したがって、SCPA報告書作成者も、慎重な言葉遣いで報告を行う必要があります。SCPA-JP-00592が発生する現象は、神話や伝説上の生物に言及することが多く、SCPA-JP-00592自身がそのような生物と関連することが考えられる。SCPA財団による調査結果により、SCPA-JP-00592が外部の強力なエネルギーおよび活性化された反物質の影響を強く受けることを示唆するデータが収集された。SCPA-JP-00592の躯体には、これまでに発見されたDNA以外の異物についても検証を行ってきたが、その検証によって、SCPA-JP-00592の存在自体が三次元世界の完成体から外れている可能性が浮上しました。SCPA-JP-00592は、退行性現象のあるコズミックインフラクションの一種として確認され、SCPA財団の研究者たちは、SCPA-JP-00592に隠されたすべての真実を解明しようとしています。

補遺:
SCPA-JP-00592に関する極秘情報が発見され、情報がSCPA財団内外に流出するのを防ぐため、SCPA-JP-00592に関係するすべての文書は再編成され、新たなコードネームに置き換えられた。SCPA-JP-00592は、OSIRISカルトからの脅威と認知され、SCPA-JP-00592とOSIRISカルトの関係は、明確に啓示されているわけではない。SCPA-JP-00592は、自主的に某国政府から養育を受けていたという情報が出回っています。この政府は、SCPA-JP-00592を常備軍の兵器研究施設に収容していたが、SCPA-JP-00592が失踪した後、わずか数日以内に施設が爆破され、SCPA財団に関与した犠牲者と高度の技術機密の両方が発生した。SCPA財団の目的は、SCPA-JP-00592が保有する能力を抑制し、SCPA財団としてSCPA-JP-00592を発掘することです。

注意事項:
SCPA-JP-00592が所持する強力な膂力や攻撃性の高さ、退化現象の起こす現象により、SCPA-JP-00592との接触を基本的に禁止すること。SCPA-JP-00592を取り扱う職員には、常に最新の口述指示書および運用手順書を持たせること。職員は、鉄の棒など、十分な防御装備を装備し、暴走しているSCPA-JP-00592との接触に備えること。SCPA財団の研究、取り扱い、移動、保存などに関する運用規程および取り扱い規程を遵守しなければならない。在宅中のSCPA-JP-00592関係者には、最新のSCPA-JP-00592に関する情報や許可書が発行され、そのすべてが記録される必要があります。SCPA-JP-00592は、他のSCPA基地との交換を行う場合、SCPA財団の交換規程に従って、輸送と取り扱いが適正に行われるように注意する必要があります。

記録番号:
SCPA-JP-00592

報告者:
████ █. ██████博士

承認者:
███████ ██████ 役員