SCPA-JP-00349 報告書

アイテム番号: SCPA-JP-00349

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル:
SCPA-Area-49にて収容。外部の人員は立ち入りを禁止する。SCPA-Area-49内にはSCPA-Area-49 Control Centerという指揮センターを設置し、現象が発生した場合に速やかに実地調査を行うこと。

SCPA-Area-49 Control Centerは、24時間体制で3名のエージェントが常駐し、発生時刻や発生場所、発生頻度などの情報を収集すること。また、SCPA-Area-49からの緊急通報に対して、現地に対応するエージェントを配置すること。

SCPA-Area-49 Control Center内には映像、音声、電気信号などを3重にバックアップし、定期的にバックアップデータのチェックと更新を行うこと。

説明:
SCPA-Area-49において、不定期に謎の時間停止現象が発生することが確認されています。現象が発生すると、SCPA-Area-49内の時間が約30秒間、停止する。SCPA-Area-49内のエージェントや物品は停止状態になり、動くことができなくなる。

SCPA-Area-49の映像、音声、電気信号を記録した映像データ、音声データ、電気信号データを調査した結果、以下の特徴が観察された。

1. 瞬間的に法外な高値が出現する。
2. 少なくとも3つの異なる周波数の信号が同時に検出される。
3. 発生時刻や位置が不定期であるため、予知することが困難です。

また、SCPA-Area-49 Control Centerにおいて、現象発生前には謎の静電気の発生が観察されることがあります。この静電気は現象発生時に爆発し、周囲に強い衝撃波を発生させる。

SCPA-Area-49内において、未知の未分化細胞が検出されており、SCPA-Area-49に存在する生命体は、時間停止現象中にこの未知の未分化細胞を介して遺伝的情報が入れ替わることがあります。

追加情報:
SCPA-Area-49は、日本北海道に位置する研究所です。現象は人間を含む生物や物理現象だけでなく、電子機器や人工物に対しても発生する。発生頻度は不定期であり、時間停止中の時間の経過による変化も確認されています。

SCPA-Area-49の所長であるDr.██████████は、SCPA-Area-49内での現象発生を予知するためのシステムの開発を進めています。

参照文献:

• Incident Report SCPA-JP-00349-01: 東京都内で発生した時空異常の関係を調査し、SCPA-Area-49範囲内において回収された霊的異常を報告するもの。

• Experiment Log SCPA-JP-00349-02: SCPA-Area-49に存在する生命体に関する実験結果を報告するもの。

機密度のレベル:
Top Secret

注意事項:
SCPA-Area-49にて時間停止現象が発生する際には、SCPA-Area-49 Control Centerに速やかに報告すること。また、SCPA-Area-49内にある電気機器等は、適切な保管・管理を行い、不要な故障を防ぐように注意すること。

記録番号:
Investigation Report SCPA-JP-00349

報告者:
Dr.██████████

承認者:
Site Director ████████