特別収容プロトコル:

SCPA-Antzioは通常の物理的手段による拘束に十分耐えうるだけの強度を有する見られています。現在のところ、SCPA-Antzioは特別な収容プロトコルを必要としないと判断されるが、SCPA-Antzioの研究者らは、すべての研究行為を行う前に上司の承認を得、緊密な監視下で作業することが命じられる。SCPA-Antzioの活動を監視するため、その担当者は、ほかのSCPAの研究者らとは別に、それを収容する施設に常駐しなければならない。SCPA-Antzioによる実験は、原則としてクラスD職員を使用することが求められる。SCPA-Antzioに感染したクラスD職員は、感染が生じたと判断されたとき点呼され、感染が確認された場合はSCPA-Antzioによる再生能力を持つ各部位の解剖に用いられるものとされる。

説明:

SCPA-Antzioは、表面的には、アニメ「ガールズ&パンツァー」シリーズの登場人物のような外見を持つ存在です。SCPA-Antzioは非常に攻撃的で、見た目から魔法少女の格好をしているため、外見に似合わないほどのパワーを持っていることがわかっています。

SCPA-Antzioに襲われた場合、一般的には瞬時に死滅する。しかし、SCPA-Antzioが死体にアニメーションを追加するなどの異常な変化をもたらすことが知られています。SCPA-Antzioは、自らの体部位を再生する特殊な能力も持っていると考えられています。SCPA-Antzioは、凶暴さを増幅するように活性化される可能性がある小さな物体に影響を受けることが報告されており、SCPA-XXX等、一部の報告書にはそれらの映像や写真が含まれています。SCPA-Antzioに感染した人間は全身に月桂樹の葉のタトゥー（画龍点睛）が付いた状態になる。その症状が現れた場合、検査と隔離が早急に必要となる。

SCPA-Antzioと交戦する場合、弾丸以外の各種武器を修改して使う必要があります。SCPA-Antzioの高度な再生能力を考慮すると、SCPA-Antzioによって殺されたからといって瞬時にその危険が去るわけではないため、隔離場所にSCPA-Antzioが侵入しないように注意する必要があります。

追加情報:

SCPA-Antzioに関するデータは、SCPA-Antzioが1945年に廃止されたと思われている小さな鉱山から発見された。鉱山内部は、多くの小型植物の生える緑生の楽園のように見えた。SCPA-Antzioによって汚染されたすべての生物の骨は、月桂樹のタトゥーで覆われていた。ドキュメントから判断すると、SCPA-Antzioの周りの一帯は、アニメーションが適用されたような怪異な空気に包まれていたようです。

SCPA-Antzioは外表から派生した多様な特殊能力を持ち、身体の各部位を再生するため正確な素材構成や組織構造を同定することが厳しいものとなっています。さらに、SCPA-Antzioはコンピューターに異常な影響を与える能力を持っています。SCPA-Antzioによって発生した電磁波による情報操作により、コンピューターシステムが暴走することが報告されています。

SCPA-Antzioに対する研究は、現在も進められています。SCPA-Antzioが分裂し、感染が広がりすぎた場合の影響、SCPA-Antzioが限定的なエリアから脱出した場合の影響、SCPA-Antzioの再生能力を活用した戦略的利用方法の研究など、多岐にわたる課題が今後も継続的に課題となる。追加情報:

SCPA-Antzioに関する報告書は、SCPAについての情報を求める者たちによって広く共有されています。SCPA-Antzioによって引き起こされたシステム暴走や、SCPA-Antzioによる人体実験の報告を受け、製造業界や政府がSCPA-Antzioに関心を持ち始めたことにより、SCPA-Antzioの情報が広く公開されるようになった。

SCPA-Antzioを制御するための開発方法について、研究者は多くの試みを行っています。SCPA-Antzioが再生するために必要となる物質や、SCPA-Antzioが感染した場合の感染力の測定、SCPA-Antzioの感染が広がっている可能性がある地域の分析など、さまざまな分野で研究が行われています。

SCPA-Antzioの特殊能力は、物理的・生物学的な特徴からは説明できないことも多く、SCPA-Antzioの生命力や再生能力にはさらなる解明が必要です。

SCPA-Antzioの特殊能力を研究することで、人間の再生能力の向上といった応用分野が注目されています。SCPA-Antzioで研究された再生能力は、研究者たちに何らかの手がかりを与え、将来的に再生能力治療の発展・実現につながるかもしれない。

ただし、SCPA-Antzioに対する治療法は、現在まだ見つかっていない。SCPA-Antzioに感染してしまった場合、適切な隔離措置が必要であり、SCPA-Antzioに対する効果的な対策が求められる。それでもSCPA-Antzioが外部に広がってしまった場合、重大な被害が発生する可能性があるため、SCPA-Antzioに対する注意が怠られることはない。

補遺:

SCPA-Antzioに関する報告書の流出が問題視され、情報の管理が強化された。SCPA-Antzioに関する情報は、必要最小限の人員にのみ開示され、SCPA-Antzioによる感染を防ぐための情報セキュリティ対策も強化されています。

また、SCPA-Antzioによって汚染された現場では、感染者の治療や隔離が行われており、感染による影響を最小限に抑えています。SCPA-Antzioによる汚染が発覚した場合、緊急時に対応するための突発的な感染対策計画が、SCPA Foundation内のあらゆる施設で制定されています。

SCPA-Antzioによる感染例の報告が相次ぐなか、SCPA FoundationはSCPA-Antzioによる汚染拡大を防ぐための戦略を検討しています。SCPA Foundation内部では、SCPA-Antzioを媒介とした感染症の拡がり方について、予防措置を講じるための理論的研究がひそかに進行しています。SCPA-Antzioがもたらす脅威に対して、SCPA Foundationは今後も対処を継続していくことになる。

注意事項:

SCPA-Antzioは、限定公開のSCPAであり、特定の妥当な理由がないかぎり、以下の人物にのみ公開が許可される:

• SCPA Foundation 管理職員
• SCPA Foundation 特別機動部隊員
• SCPA Foundation 指揮官
• SCPA-Antzioの研究と監視を行う研究員

SCPA-Antzioは、特殊な姿勢や凶暴な行動、再生能力を持った異常物質であるため、決して飲み込んだり触ったりすることはないでしょう。SCPA-Antzioを手で持つ、切り開く、破れば、SCPA-Antzioに感染する危険性があるため、決してそのような行為を行わないでください。

SCPA-Antzioに接触するためには、SCPA特別長官からの許可が必要であり、SCPA-Antzioを取り扱う権利を有するクラスD職員も、教育と特別な監視の下で選択されなければなりません。SCPA-Antzioに感染する場合、いち早い処置が必要であり、SCPA-Antzioによる再生能力を持つ各部位の解剖に用いられることがあるため、感染した場合は、ただちに伝染病学的検査と隔離が必要です。

記録番号:
SCPA-JP-00455

報告者:
SCPA-Antzioの研究者チーム

承認者:
SCPA Foundation 特別長官