特別収容プロトコル:
SCPA-JP-00591は、防音特化の収容室に収容されます。制御室は外部から物理的に遮断されており、SCPA-JP-00591が鳴り始めた場合は、将根拠地内において、ただちに収容室の扉を閉鎖し、防音設備等を運用し、複数の職員による監視を徹底します。
SCPA-JP-00591は絶対に解体・封印・破壊されてはなりません。SCPA-JP-00591の稼働中、特別な状況が発生すると、敵対勢力にSCPA-JP-00591の構造や性質を突き止められる危険性が極めて高くなります。これは、SCPA-JP-00591がどんな時に鳴り出すのかを予測できるようになる可能性があるためであるため、SCPA-JP-00591の維持管理と調査・研究は非常に重要です。

説明:
SCPA-JP-00591は、人型のエンティティです。SCPA-JP-00591の姿は、通常、体表にプリントされた「パンツかダイナマイトか？」という文字列と蛍光色のキャラクターが特徴的です。
SCPA-JP-00591は、不定期に鳴り始めます。この鳴り声は非常に大きく、耳障りであり、軽度の物理損傷が発生する恐れがあります。SCPA-JP-00591が鳴り出すと、敵対勢力にSCPA-JP-00591の性質を洩らしてしまう危険が高まるため、SCPA-JP-00591へのアクセスを制限するために、SCPA-JP-00591による騒音に対する防音室が必要です。
SCPA-JP-00591を特定することは困難であるため、このエンティティがいつ出現するかは不明であり、被験者の身体的および精神的な健康に及ぶ影響についても不明です。SCPA-JP-00591が作り出された方法や目的については判明していませんが、SCPA-JP-00591による騒音により、以前は予測不可能だった未来の予測や、観察された現象の特性の変更が可能である事がわかっています。
SCPA-JP-00591は、SCPA Foundationによって危険なエンティティと判定され、絶対に外部に晒してはいけません。

SCPA-JP-00591に対する追加の観察により、SCPA-JP-00591の騒音に不死の種族が特殊な反応を示す事がわかりました。SCPA Foundationは、不死の種族の抑留施設でSCPA-JP-00591を同室に収容することで、不死の種族がどのような影響を受けるかを観察することができるようになりました。
SCPA-JP-00591は、鳴り声の強度が増加する傾向があることが確認されています。また、SCPA-JP-00591は非常に高温になる可能性があることが報告されています。SCPA-JP-00591は災害の原因となりえる上に、SCPA Foundationの施設、職員、研究に重大な損害を与える可能性があるため、維持管理に大きな責務とリスクが伴います。
SCPA-JP-00591が出現した場合、収容室を閉鎖しSCPA-JP-00591の行動の観察を継続し、再発防止のために詳細な報告書を作成するよう指示されます。SCPA FoundationによるSCPA-JP-00591の調査は未だに続いており、SCPA-JP-00591の正体や作用原理の解明が求められています。SCPA-JP-00591の「パンツかダイナマイトか？」という文言は、SCPA-JP-00591との相互作用に関係することが観察されています。SCPA-JP-00591が通常以上に活発に振る舞うと、この文言が読み取りにくくなることが確認されています。
SCPA-JP-00591との相互作用の評価により、SCPA-JP-00591が放出する音波によって周囲の空気中の水分子が蒸発する現象が観察されました。この現象は、SCPA-JP-00591が発する音波によって小さな爆発が発生し、水分が一瞬の内に蒸発するためです。
SCPA-JP-00591の波長や周波数に関する研究により、SCPA-JP-00591の音波は、生物の体内構造に対して直接的な影響を与える可能性があることが判明しました。SCPA-JP-00591によって問題が発生し、SCPA Foundationが直面した問題の一部に、SCPA-JP-00591の音波が原因で職員の健康が損なわれたというものがあります。
SCPA-JP-00591の音波が鳴り出すと、追加の吐き気、めまい、混乱、耳鳴り、肺出血、血圧低下、および重度の体の損傷を引き起こすことがあります。これは懸念すべき問題であり、SCPA-JP-00591の収容についての規定を更新し、SCPA Foundation内の安全性に関連するプロトコルを改善する必要があると考えられます。

補遺:
SCPA-JP-00591の収容に際し、このSCPAは絶対に解体されてはならないことが判明しています。SCPA FoundationがSCPA-JP-00591を破壊しようとした際には、SCPA-JP-00591が反応し、施設内に大きな爆発を引き起こすことが判明しました。
SCPA-JP-00591が破壊されると、SCPA Foundationが何度も実験した結果、SCPA-JP-00591が存在することで防いでいた現象が再び現れる可能性があります。SCPA-JP-00591が放射する音波は、特定の現象を防ぐことができ、SCPA-JP-00591を破壊することで、SCPA Foundationの活動にマイナスの影響を与えることが明らかになりました。
この報告書を作成する時点で、SCPA-JP-00591の出現頻度は毎日ではありませんが、未だ定義されていません。SCPA-JP-00591の出現率が高まることが判明した場合は、SCPA Foundationによって対策が講じられることになります。補完情報や研究の進展により、このSCPAに関する新たな情報が明らかになることがあります。

注意事項:
SCPA-JP-00591への接触は絶対に禁止されています。SCPA-JP-00591による耳障りな騒音は身体的・精神的な損傷を引き起こす恐れがあります。SCPA-JP-00591に関する情報の漏洩は禁止され、機密保持レベル3の承認なしに、SCPA-JP-00591へのアクセス、SCPA-JP-00591についての研究、SCPA-JP-00591の撮影・記録、SCPA-JP-00591の設置、SCPA-JP-00591の保管と移送、SCPA-JP-00591へのアクセスを含むSCPA-JP-00591に対するすべての操作は許可されていません。SCPA-JP-00591に接触する可能性がある場合は、声をかけずに徐々に、静かに避難してください。SCPA-JP-00591が発生した際には、適切な警告を発するとともに、SCPA-JP-00591の収容室に向かって速やかに閉鎖してください。

記録番号:
SCPA-JP-00591

報告者:
SCPA-JP-00591の研究と管理は、SCPA Foundationの[REDACTED]センターに所属するDr. [REDACTED]が担当しました。

承認者:
SCPA-JP-00591の報告書は、SCPA Foundationの[REDACTED]センターの上級職員によって承認されています。