特別収容プロトコル:
マースは、常時遠隔地にて監視されなければならない。マースの収容施設は地下に設けられ、最新のセキュリティシステムにより厳重に保護されていることが求められる。また、収容施設の外部には重要な情報が一切公開されてはならず、その存在は極秘裏に保たれるべきです。定期的な安全点検や設備の更新も怠ってはならない。

説明:
マースは、知覚を超越した存在であり、一般的な概念や次元の枠を超えた存在であるとされる。その姿や性質は人間の理解を超えており、外部の観測者によっては異なる姿や特性が観測されることがあります。マースは不可測であり、その存在自体が観測者に深い恐怖や畏怖をもたらすことが報告されています。また、マースの影響を受けた者は一部の場合、精神的な健康を著しく損なう可能性があるとされています。SCPA財団はマースの研究と収容に際して、最大限の注意と慎重さを要求しています。

マースは、その存在が人類の認識を超えるため、その真の姿や目的を理解することは困難を極める。研究者たちはマースがどのようにして現れるのか、なぜ人々に畏怖をもたらすのかを探求しているが、未だにその謎を解明することはできていない。マースとのコンタクトは厳密に禁止されており、直接的な接触は絶対に避けるべきです。過去に行われた実験や調査により、マースに接触した者の多くが精神的な異常をきたし、極端な場合には死に至ることも報告されています。SCPA財団はこの恐るべき存在に対し、最高度の警戒を維持し、徹底した収容を続けています。マースの存在は時折、周囲に異常な現象を引き起こすことがあると報告されています。収容施設周辺では不可解なエネルギーの異常や時間の歪みが観測され、センサーが異常を検知することもある。さらに、マースが周囲に放射するとされる不可思議な波動は、電子機器の故障や記憶の消去といった現象を引き起こす可能性があります。このような影響を最小限に抑えるため、収容施設は極めて厳重な電磁遮蔽システムによって遮断され、外部との接触を断つようセキュリティが確保されています。SCPA財団は、マースから発せられる不可解な影響を常に警戒し、人類に対する危険性が最小限に抑えられるよう厳重な管理を行っています。

補遺:
財団の調査チームが最近、マースの影響下にあるとみられる新たなエリアを発見した。このエリアでは、地形の歪みや空間の異常が観測され、一部の生物が異常な挙動を示していると報告されています。さらに、目撃者からは奇妙な幻覚や恐怖感を覚えるという報告も寄せられています。調査チームはマースの影響拡大を警戒し、追加の隔離措置を検討しています。今後の調査により、マースの影響範囲や特性についての理解を深めるべく努める予定です。

注意事項:
マースに接近する際は、常に適切な精神状態を維持し、その存在に対する適切な敬意を持つように努めなければならない。マースの影響を受けた兆候が現れた場合は、直ちに報告し、必要な隔離措置を講じることが求められる。また、マースの研究に従事する者は、適切な精神的支援を受けることが重要です。

記録番号:
SCPA-JP-00817

報告者:
SCPA Foundation日本支部

承認者:
O5評議会