SCPA-JP-00142 報告書

アイテム番号: SCPA-JP-00142

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル:
SCPA-ARC-007の管理下におく。SCPA-ARC-007は、隔離室内で常に二人の常駐員を配して実験機材等の管理を行うほか、SCPA-ARC-007の所属実験員が不使用時も定期的なメンテナンスを実施する必要があります。

SCPA-ARC-007の隔離室は複数室を有し、高出力のエレクトロマグネットが状況に応じて回転運動を行うことでSCPA-001-JPの出現を防止しています。進入制限エリアを設定し、不正進入が防止できるようにする。SCPA-ARC-007は、監視下で全24時間稼働する必要があります。

SCPA-ARC-007への入室は、2名を超えた人員については、必ず同じ組織の職員が交替をしながら常時監視しなければならない。

説明:
SCPA-AJP-142「試練の間」は、特殊な空間に入ることで様々な幻覚に陥る効果を発揮する触媒的なオブジェクトです。SCPA-ARC-007によって隔離されるようになって以降、SCPA-001-JPの出現は確認されていない。SCPA-ARC-007内に4人の職員を介して試験が可能だが、実験に使われる者にはPTSD/DSM-5又はCMDTの診断がある場合、参加を控えてください。

SCPA-AJP-142に影響を受ける者は、効果の強度に応じてSCPA052-JP-Jが生じることがあるが、SCPA-ARC-007内での監視下での実験でも、安全対策として医師の出席が必要とされています。SCPA-ARC-007から出るSCPA-AJP-142は、SCPA-ARC-004によって遮断され、認証後の承認なしに外部に運び出すことは禁止されています。

追加情報:
SCPA-AJP-142が初めて確認されたのは、 ██████████の不可解な精神病患者が自分自身と医師の介入に反応した後であった。

SCPA-AJP-142に関する実験は随時、実行可能となる。

参照文献:

• Incident Report SCPA-AJP-142
• Experiment Log SCPA-AJP-142

機密度のレベル:
Top Secret

注意事項:

• SCPA-JP-00142に影響を受けた者がおり、影響の強度によってはSCPA-052-JP-Jが生じることがあるため、医療スタッフの出席が義務付けられます。
• SCPA-JP-00142には、4人のSCPA-ARC-007の職員が介入する必要があります。これらの職員は、アイテムのすぐ近くに誰もいない状態でSCPA-ARC-007から出ることもできません。
• SCPA-JP-00142を使用した実験は、必ずSCPA Foundationの規定により適切な監視下で行い、安全が確保される場合のみ実行可能とします。

記録番号:
Experiment Log SCPA-AJP-142

報告者:
████████博士

承認者:
O5-██