特別収容プロトコル:

SCPA-AF-00366は、財団の全地球規模施設から遠ざけなければなりません。SCPA-AF-00366にアクセスするためには、2名以上の財団員が必要です。アクセス時には、特殊な許可書と指定されたただ1つの機密情報を知る必要があります。

SCPA-AF-00366は、セキュリティーが最低限の人物や施設によって一定の距離を保持しなければなりません。SCPA-AF-00366に接近すると、自動制御システムが作動し、SCPA-AF-00366に電力が供給されなくなります。SCPA-AF-00366は中空になるため、周囲の環境と接触し、物理的影響が生じる可能性があります。

SCPA-AF-00366に対して適切な警備が必要であり、警備を担当する財団員は密接な関係者の承認の必要があります。適切な武器は、SCPA-AF-00366が利用可能な情報の保護のために使用されます。 SCPA-AF-00366にアクセスする前には、どの種類の武器が使われるかを特別な手続きに従って報告する必要があります。

説明:

SCPA-AF-00366は、直径10cmの赤いボタンを持つブラックボックスで、ボタンには白い文字で"押すな"の文字列が刻まれています。SCPA-AF-00366が設置された当初、収容施設の警備員はSCPA-AF-00366が単なるいたずらと考えており、確認のためにボタンを押してみました。その後、SCPA-AF-00366が突発的な現象であることが判明し、SCPA-AF-00366は強制的に特別な収容プロトコルの下に収容されました。

SCPA-AF-00366に関する情報は、財団の指定された施設に隔離されています。SCPA-AF-00366から発信される光や電気的エネルギーを保護するために、SCPA-AF-00366は常に電源供給を受け続けるように設計されました。SCPA-AF-00366に関する調査や研究は、特別な手順に従って行われ、厳格な制限が設けられています。

SCPA-AF-00366を押すと、多様な現象が発生します。これらの現象は、SCPAF-00366の直径2メートルの領域内に限定されていますが、それでも大きな影響を与える可能性があります。SCPA-AF-00366が起こす現象は、地震や津波、大規模な感染症の発生、武器システムの故障などさまざまです。SCPA-AF-00366の再発防止と、このような現象の拡大を防止するため、SCPA-AF-00366へのアクセスは最小限に抑えられています。

SCPA-AF-00366は誤って押されたとき、SCPAFの関連施設、さらには広範囲の地域や人々に危機をもたらすため、極度に危険なSCPAです。

また、SCPA-AF-00366の影響が広範囲に及ぶため、SCPA-AF-00366が誤って押された場合の影響を緩和するための対策について常に研究が行われています。それに加えて、SCPA-AF-00366を利用することにより、財団が治安維持部門に対して影響を与えることが考えられ、特定の危機に対処するためにSCPA-AF-00366を使用する軍事目的の研究が進行中です。

現状、SCPA-AF-00366に対するあらゆる抵抗策は、より独自であり、さらなる研究や情報収集が必要です。SCPA-AF-00366は、財団の未知の力を象徴し、それに対処する力を持つ者たちの研究の対象となっています。財団は、SCPA-AF-00366っていかなる天体現象が通常とは異なるエネルギー源として使われる可能性があるため、不測の事態を予防するために研究を進めています。SCPA-AF-00366は、財団内部でも特別なアイテムの一つであり、SCPA-AF-00366から放出されるエネルギーは危険を伴います。SCPA-AF-00366が誤って押された場合、災害後、数十人から数千人に及ぶ被害者が出る可能性があります。

SCPA-AF-00366に関する情報は極秘に扱われており、SCPA-AF-00366に関する研究は非公開の研究施設でのみ行われています。SCPA-AF-00366の使用には、財団内部高位職員の承認が必要であり、慎重に検討された場合に限って使用されます。

SCPA-AF-00366の発見以来、SCPA-AF-00366を利用することで、地球外生命体の新たな種の発見や、SCPA-AF-00366を利用することで治癒不能と思われた疾患の治療法の発見など、多くの成果が上がってきています。ただ、SCPA-AF-00366の使用にはリスクが伴い、SCPA-AF-00366を利用することについては財団内でも慎重に検討されます。

SCPA-AF-00366がもつ特殊能力を利用した研究が進んでいますが、SCPA-AF-00366の押し方や駆動メカニズムについては何も分かっておらず、SCPA-AF-00366が一体どのように作動するかについての研究が必要とされています。SCPA-AF-00366が持つ特殊な能力は、財団や人類にとって新しい範疇を切り開くかもしれない力を持っています。

補遺:

SCPA-AF-00366に関する最近の研究では、SCPA-AF-00366を押す行為が人間に特定の影響を与えることが示唆されています。SCPA-AF-00366を押した人間は、経験した現象によって常人とは異なる行動を示すようです。これらの現象は、時間の歪み、記憶の消失、外的刺激に対する過剰反応などが含まれます。この結果は、SCPA-AF-00366が単なる危険なSCPAではなく、人間の精神が直接的な影響を受ける可能性がある危険なSCPAであることを示唆しています。

SCPA-AF-00366を利用した研究には、財団の監視下で行われる特定の条件下でのみ実施されるようになっています。また、SCPA-AF-00366を利用した実験は、SCPA-AF-00366が強制的に収容される以前のものを除いて厳密に管理され、事前に承認された研究プロトコルに従って行われます。

また、SCPA-AF-00366の再発防止に関する強化された保安手段が必要であることが示されています。そのため、SCPA-AF-00366に対する新しい保安手段の研究が、現在財団内で進行中です。これには、SCPA-AF-00366の周囲に領域を設定し、SCPA-AF-00366からの放出されるエネルギーを分散するための新たなデバイスを導入することが含まれます。

以上の点から、SCPA-AF-00366は高度な危険を伴うSCPAの一つであり、SCPA-AF-00366に関するあらゆる情報や研究は厳重に規制され、財団内部での信頼すべき人員によって管理される必要があります。

注意事項:

SCPA-AF-00366は非常に危険なアノマリーであるため、SCPA-AF-00366に関する情報へのアクセスは、財団の指定された人物だけが認められます。SCPA-AF-00366に誤って触れた場合、多様な現象が発生する可能性があります。SCPA-AF-00366と接触してしまった場合、即座に報告し、特別な収容プロトコルを実行する必要があります。

SCPA-AF-00366の現象発生時は、すべての関係者に、事態の急変に備えた行動を取るように指示する必要があります。SCPA-AF-00366が財団の施設に影響を与える可能性があるため、SCPA-AF-00366から安全な距離を保たなければなりません。SCPA-AF-00366に接触することは、命に関わる危険となる可能性があります。

SCPA-AF-00366を取り扱うすべての研究者や職員は、SCPA-AF-00366を操作する際に、最新の警備手順や安全規定を遵守しなければなりません。SCPA-AF-00366の性質が示すように、SCPA-AF-00366を誤って操作することによって、深刻な事態が発生する可能性があります。保安上の理由から、SCPA-AF-00366に関する情報の公開は禁止されています。

記録番号:
SCPA-AF-00366

報告者:
███████ 博士

承認者:
███████████ O5評議会