特別収容プロトコル:

SCPA-XXX-JPはSCPA Foundationが所有する施設内の特定の場所に配置され、24時間監視下に置かれなければならない。SCPA-XXX-JPへの入退場は、責任者の許可なしには一切許されない。

監視は、防犯カメラで行われる。SCPA-XXX-JPから離れたカメラをもって、周囲の様子が監視されるようにする。SCPA-XXX-JPに付随する建物内には、適切な施設管理員が常駐して、常に警戒に当たってもらうこと。

SCPA-XXX-JPが異常活動を行う場合は、責任者に即時報告すること。SCPA-XXX-JPは、遠隔操作によって搬送することができる。ただしこの場合でも、SCPA-XXX-JP周辺の安全性を確保するための十分な安全策を施すこと。

説明:

SCPA-XXX-JPは、ハンディキャップ駐車場として偽装された異常な物体です。SCPA-XXX-JPの見た目は一般的なハンディキャップ用のパーキングスペースに酷似しています。しかし、SCPA-XXX-JPは駐車場内にしては異常に大きく、平均的なハンディキャップ駐車場の面積の10倍以上の広さを誇る。また、SCPA-XXX-JPの色は鮮やかであり、まるで他の有料駐車場の広告看板のようにスタイリッシュなものです。

SCPA-XXX-JPの異常性質は、貼られた贋金券と呼ばれる存在によって引き起こされる。SCPA-XXX-JPの駐車希望者がSCPA-XXX-JPを利用するために到着した時、車両の窓に貼り付けた「貴様は私の駐車場に駐車するのに金を払ってもらった程度に褒めるわ。もし、支払わなかったらもっと嫌いになるよ。」というような脅し文句の付いた貼り紙を目にする。この貼り紙は、必ず目立つ場所に貼り付けられています。SCPA-XXX-JPの駐車料金は異常に高額であるため、ほとんどの場合、貼り紙の言葉に脅された人々は支払うことを選ぶ。

貧困や身体障害などでハンデを持つ人々が支払えないため、SCPA-XXX-JPが異常な存在だということを知ることなく駐車することが多い。SCPA-XXX-JPは、このような非合理的な値段設定や法的許容範囲の外側で活動することによって、人々を利用していると考えられる。さらに、SCPA-XXX-JPは一定期間を過ぎても駐車されている車両を移動せず、他の車両の駐車を妨げるため、周辺住民や店舗経営者から苦情を受けています。

SCPA-XXX-JPに関する情報が入手された後、SCPA FoundationはSCPA-XXX-JPを確保するために行動に出た。SCPA-XXX-JPは、施設内の特定の場所に配備され、安全に保管されています。

SCPA-XXX-JPには、ブラックマーケットによる取引での転売が確認されています。SCPA-XXX-JP自体は一般市民には知られておらず、SCPA Foundationによって確保されるまで、SCPA-XXX-JPに関する情報は確実に秘密にされていた。しかし、近年相次いで、SCPA-XXX-JPが存在することや、脅迫文の付いた貼り紙、高額な駐車料金に関する報告が市民から提出されるようになっています。

SCPA-XXX-JPに関する最も危険な側面の1つに、貼紙に記載されている脅迫文が挙げられる。SCPA-XXX-JPがなんらかの形で利用されることを前提に、貼紙にそれ以外の情報が書かれていないため、SCPA FoundationはSCPA-XXX-JPが単に物価高騰を行っているわけではなく、何らかの陰謀の一助となっている可能性が非常に高いと考えています。SCPA-XXX-JPは、かなりの時間帯にわたって低利回りであっても、駐車場を提供し続ける可能性があります。それがこの急速な物価変動を可能にしている要因の1つです。

SCPA-XXX-JPが報告されるオブジェクトの中で非常に異質なのは、人間が直接関与しなくてもSCPA-XXX-JPが大きく生まれ変わると考えられる点です。SCPA-XXX-JPの駐車場に、車を駐車することで特殊な手続きを行うと、SCPA-XXX-JPは通常とは異なるハンディキャップ用のパーキングスペースに変化する場合があります。この出現するパーキングスペースには、非常に悪意を持った貼り紙が貼られることもある。SCPA Foundationは、SCPA-XXX-JPのこれらの側面を継続的に監視し、報告される情報を詳細に調査しています。SCPA-XXX-JPから発生する恐怖について、様々な報告が寄せられています。駐車希望者がSCPA-XXX-JPに勝手に駐車しようとする際、SCPA-XXX-JPからは人形や人影が現れると報告されています。多くの報告によれば、SCPA-XXX-JPから出現する人形は、怖がりな人や既にショックを受けている人にとって、かなりの恐怖をもたらす。SCPA Foundationは、SCPA-XXX-JPには何らかの心霊現象が絡んでいる可能性があると考えているため、SCPA-XXX-JPの変更をすることへの慎重さが必要とされる。

SCPA-XXX-JPと関連して監視中の記録として、SCPA-XXX-JP内部に侵入するものが散発的に報告されています。SCPA-XXX-JPの内部が見えるアクセスパネルは、両サイド面へのアクセスを除くと設置されておらず、SCPA-XXX-JPの内部に入ることも不可能ではない。SCPA Foundationは、SCPA-XXX-JPから発生する現象の下流に潜在する要因を特定するために、定期的なレイドを行っています。このレイドで職員によって、SCPA-XXX-JP内部には特殊な装置が設置されていることが確認された。SCPA-XXX-JPがこれらの装置とどう関係しているか、またこれらの装置自体がどのような目的に使用されているかは現在、詳細に調査中です。

SCPA-XXX-JPの脅威度は、人々に直接脅迫的な異常を持っているため、他のSCPAとは異なる。SCPA-XXX-JPには、ハンディキャップ駐車場の顧客が怯えりゆく過程、経済的な打撃、市民の道徳的な怒り、そして当然ながらSCPA-XXX-JPから出現した心霊的な現象によるトラウマという、多くの異常な偶発的影響があります。SCPA-XXX-JPは、なんらかの形でSCPA Foundationが目標とする「自然を脅かさない人類の存在」の理念に反するため、定期的な監視を継続することが求められています。

補遺:

SCPA-XXX-JPに関する調査の中で、SCPA-XXX-JPに対する意見には意見が分かれていることが示唆されています。SCPA Foundation内部には、SCPA-XXX-JPが人々に利用価値をもたらしていると考える者、SCPA-XXX-JPはただ犯罪者によって運営される駐車場であり、偽装された商売と同じであると考える者など、多くの異なる見解が存在する。

一方で、SCPA Foundationは、SCPA-XXX-JPの危険性が依然として高いため、この特殊なオブジェクトをよりよく理解することが急務であると認識しています。SCPA Foundationは、SCPA-XXX-JPの存在が市民に不利益をもたらす可能性があると考え、SCPA-XXX-JPの駐車場が存在する場合には、市民をSCPA Foundationの詳細な情報や指示に関するものに関するリソースにアクセスすることを確保することを義務付けることが求められています。SCPA-XXX-JPを管理する施設に無許可で侵入した場合、SCPA Foundationは役員の予告なく、適切な制裁措置を行うことがあることも予め認識する必要があります。

注意事項:

1. SCPA-XXX-JPを入手、取り扱うためには、豊富な経験を持つSCPA Foundationエージェントによる正式訓練が必要です。SCPA-XXX-JPには機密性が高く、不適切な処理はSCPA Foundationの機密情報流出につながりかねないため、その取扱いには細心の注意を払うこと。
2. SCPA-XXX-JPは、監視カメラや建物など、周囲を監視している防犯設備とともに設置されなければならず、24時間監視下にあるように管理すること。
3. SCPA-XXX-JPは、防犯や使用可否に関する様々な警告システムをもっているため、適切な手順に従って取り扱わないと怪我や訴訟など、様々な問題が発生する可能性があるため、使用には十分に注意すること。
4. SCPA-XXX-JPは、駐車時に販売されたプレートと強く関連しているため、このプレートが存在する場合、特に注意すること。SCPA-XXX-JPを利用する際は、必ず禁止事項に従い、プレートに書かれた通りに振る舞うようにしてください。
5. SCPA-XXX-JPに関連するあらゆる情報は、SCPA Foundationの公式文書に基づくものに限定される。SCPA-XXX-JPに関する情報の不適切な使用は、SCPA Foundationに対する法的または社会的な問題をもたらす可能性があるため、注意を払うこと。

記録番号:
SCPA-JP-00454

報告者:
SCPA Foundation研究員████████

承認者:
SCPA Foundation管理者████████