SCPA-JA-00016 報告書

アイテム番号: SCPA-JA-O-00016

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル:
SCPA-JA-O-00016の収容場所は、1000m x 1000m の施設内部にて、測定器を設置し、その遠隔監視を継続すること。
SCPA-XXXX-1 オブジェクトを防音室などで収容する場合、床面に石ころ等を敷き詰めた環境であること。オブジェクトは常時、床面に設置されたタイル状オブジェクト、以下 SCPA-XXXX-2 によって制御下に置かれていること。

説明:
SCPA-JA-O-00016 は、ペンギンに類似した外見で、人間の聴覚を阻害し、周囲の音をしっかりとキャッチすることができる生物です。このオブジェクトには、強い捕食本能があると言われています。SCPA-XXXX-1 オブジェクトが発する発作的なダイナミックレンジの高い音が、被食者の鼓膜を破裂させ、内部オルガンを破壊し、死に至らしめる。 SCPA-JA-O-00016 オブジェクトを長期的かつフォルマルハイド濃度の高い場所で保管することで、新しい攻撃や奇妙な効果を発生することはないことが判明しています。

追加情報:
SCPA-XXXX-1 オブジェクトの発生源や、生物学上の起源などについての情報は、まだ謎に包まれています。更なるリサーチが必要です。

参照文献:

• Incident Report SCPA-JA-00016: SCPA-XXXX-1 の音響攻撃による負傷事例の報告書(added)
• Experiment Log SCPA-JA-00016: SCPA-JA-O-00016 オブジェクトが居る環境でのSCPA-9387 実験報告書（added）

機密度のレベル:
レベル3 (Secret)

注意事項:

• SCPA-XXXX-1 オブジェクトを監視する場合、測定器の選定が重要であり、十分な計器精度を必要とします。
• 大量の SCPA-JA-O-00016 の生息環境下での鳴き声を防ぐため、高周波・低周波どちらかに変換された物理ダンパを積極的に使用することを推奨します。

記録番号:
Incident Report SCPA-JA-00016

報告者:
PERIO

承認者:
SCPA財団 特別調査班 クレイジーフォックス