特別収容プロトコル:

SCPA-JP-00500は、特別な収容機関によって厳重に保管されます。SCPA-JP-00500を他のSCPAと接続させないようにするため、本SCPAの収容施設は、特定の地下施設に設置されなければなりません。

SCPA-JP-00500の収容施設の入口は、ファセットと呼ばれる特殊な鍵が必要です。これは特定の職員のみが所持しており、定期的に他の鍵と交換されます。また、SCPA-JP-00500の収容施設が発見されないように、収容施設は施設の壁、天井および床の3重構造で建造されており、建築の外装には一般の施設とは認識されないようにする必要があります。

SCPA-JP-00500の収容施設内には、杖などの武器や、SCPA-JP-00500のような異常を制御するための道具の備蓄が必要です。また、SCPA-JP-00500に接触する任意の職員は、事前に心理評価を受ける必要があります。SCPA-JP-00500の影響を受けた職員は、問答無用で収容施設から退去させます。

SCPA-JP-00500の収容施設とSCPA-JP-00500に接触する職員は、可能なかぎり厳重に監視される必要があります。

説明:

SCPA-JP-00500は、ガチャガチャ自販機に似た異常な自販機です。SCPA-JP-00500は、外観が一般的なガチャガチャと似ていますが、稼働原理は異なります。SCPA-JP-00500は、ガチャガチャ的な見た目をしていますが、内部に特殊な機械装置を持ち、販売されるカプセルおよびその中の物体に影響を与えています。

SCPA-JP-00500に課金する瞬間に、特定の物体がカプセル内に組み込まれます。販売されたカプセルは、普通の監視カメラ、およびSCPA-JP-00500に対して特別に用意された監視システムにより、フィードが提供され、SCPA-JP-00500の動作を調節するために使用されます。

SCPA-JP-00500の販売されるカプセルには、様々な種類の物体があります。一部のカプセルは、正常なものであり、それらを買っても問題はありません。しかしながら、SCPA-JP-00500の販売するカプセルの大半には、理解不能な物体が含まれています。SCPA-JP-00500の販売する異常なカプセルは、身体的な変異、危険な悪夢や忌まわしい幻覚を起こし、場合によっては数分間の失神を引き起こすことがあります。

SCPA-JP-00500が人間の意識や夢想に影響を与えるための異常な装置を内部に有しているため、SCPA-JP-00500の影響を受けた被験者は、SCPA-JP-00500を使用してから長期間にわたり、心理的プロブレムに直面する可能性があります。これらのプロブレムは、長期にわたって悪化する可能性があり、治療ソリューションがまだ見つかっていません。

SCPA-JP-00500は、公の場に出現したことはありませんが、財団の監視により、SCPA-JP-00500が出現する可能性があるすべてのショッピングモール、レストラン、公共専用区域などで検出されるようになりました。SCPA-JP-00500がどのようにして出現しているのかは不明です。 SCPA-JP-00500を発見した場合は、直ちに収容プロトコルが実施されなければなりません。

SCPA-JP-00500の影響を受けた被験者には、何らかの理由でSCPA-JP-00500を使用する気になれないまま、SCPA-JP-00500に関連する悪夢、幻覚、または痛みを経験する可能性があります。SCPA-JP-00500は、夢の中で出現することがあると報告されています。SCPA-JP-00500からの夢も現実のSCPA-JP-00500と同様の影響を持っており、SCPA-JP-00500を使用した場合と同様に、長期的な精神的影響が伴うことがあります。

SCPA-JP-00500は、上記の報告書に記載された人体実験に基づいて、影響を受けた被験者に深刻な健康被害を引き起こしたと思われます。 「偽者」と呼ばれる症状が報告されており、これは、 SCPA-JP-00500からのカプセルを取り付けた生き物の1つを思い出すような幻覚を見ることを含む、いくつかの身体的および心理的な不調が関与していました。自己臭の異常、または皮膚の感覚異常、部分的な麻痺なども報告されています。

SCPA-JP-00500と同様に、SCPA-JP-00500をテーマにした動画や記事は、予期せぬ影響を与えることがあります。SCPA-JP-00500を扱う媒体の1つでさえ、SCPA-JP-00500の影響を受ける可能性があるため、媒体の所有者はSCPA財団に報告してください。

SCPA-JP-00500の由来は不明です。SCPA財団のエージェントが続行中の調査を実施していますが、SCPA-JP-00500は公に頒布されることはありません。SCPA財団は、SCPA-JP-00500が悪意のある目的で作成された可能性があることを調査しています。SCPA-JP-00500の製造者が見つかった場合、SCPA財団の監視下に置かれる可能性があります。SCPA財団は、SCPA-JP-00500が異常値SCPA-5933-JPと何らかの関連性があることを発見しました。

SCPA-5933-JPは、SCPA財団が把握する範囲内で最大の収容施設で、多数の異常を同時に収容するために建造されています。SCPA-5933-JPには、様々な異常が充満しており、一部は強力すぎて危険なSCPAとして、個々に収容されている必要があります。

SCPA-5933-JPの初期構築中に、SCPA財団は外部の自販機から異常なカプセルを入手する問題に直面していました。SCPA財団は、外部の自販機を抑制するためにSCPA-JP-00500を作成した可能性があります。

SCPA-5933-JPとSCPA-JP-00500の間には、異常な拡散性やSCPAsに与える影響の観点から多大なリスクがあると考えられています。SCPA財団は、SCPA-JP-00500を自殺攻撃として使用しようとするSCPA-5933-JPの試みが発生する可能性があることを考慮して、SCPA-JP-00500の監視を強化しました。

SCPA財団は、SCPA-5933-JPとSCPA-JP-00500の間にある関連性をより深く理解するために、併存する異常の相互作用についてさらに詳しい調査を実施します。SCPA-JP-00500の存在は、SCPA-5933-JPを含むSCPA財団にとっての深刻な問題として、さらなる研究が必要です。

補遺:

SCPA財団は、SCPA-JP-00500の破壊的な力に対抗するために、防衛実験を実施しました。この試験では、使用される物質と装置を変更することで、SCPA-JP-00500の影響を受けながら、対策を考案しました。結果、SCPA財団はSCPA-JP-00500の影響を無効化するための新しい物質を発見しました。

この対策により、SCPA-JP-00500を内蔵するカプセルに含まれる物体の影響を受けるリスクが劇的に減少しました。また、SCPA財団は、SCPA-JP-00500によって引き起こされる深刻な影響を持つSCPA事象を起こすための、より厳格な監視プログラムを確立しました。

これらの対策により、SCPA-JP-00500の影響を受けた人体実験の回数が減り、被験者の健康状態が劇的に改善されました。SCPA財団は、今後もSCPA-JP-00500からの影響を無力化するための対策を改善することに取り組んでいます。

この補遺によって、SCPA財団がSCPA-JP-00500の影響を管理するために行った具体的な対策が明らかになりました。SCPA財団は、SCPA-JP-00500が提供する危険を最小限に抑えるため、さらに多くの研究を実施する必要があります。また、SCPA-JP-00500に関する最新の情報は、随時更新される報告書を監視することで入手できます。

注意事項:

SCPA-JP-00500は非常に危険であるため、SCPA-JP-00500に接触しないよう、すべての職員に警告します。SCPA-JP-00500は、特に精神的な影響を与えるため、心理的な問題を抱える可能性がある職員や、過去に異常な体験をしている職員は、SCPA-JP-00500に接触しないでください。

SCPA-JP-00500を開発している研究チームは、SCPA-JP-00500を操作するためのコーデックスを、秘密裏に管理しています。コーデックスにアクセスするには、SCPA財団の高い階層の職員の承認が必要です。SCPA-JP-00500にアクセスしたい場合は、関連する特別な認可証とパスワードを使用する必要があります。

SCPA-JP-00500に接触した場合、不快な感覚や体験を報告すべきです。SCPA-JP-00500の影響がある可能性がある人は、SCPA財団の認定医師に相談し、治療を受けることができます。

SCPA財団の関係者は、SCPA-JP-00500をファンタジーゲームやおもちゃとして使用しないようにしてください。SCPA-JP-00500は、特殊な回路や部品を含んでおり、正常な使用とは異なる方法で使用すると、予期しない反応を起こす可能性があるためです。

SCPA-JP-00500の発見、接触、および収容に関連するすべての情報は、全宇宙的安全性のためにSCPA財団の文書化プロセスおよび調査プロセスに従って記録され、分類されます。SCPA-JP-00500に関する情報は、SCPA財団にのみ公開され、公開された情報は許可なく使用されることはありません。

記録番号:
SCPA-JP-00500/A

報告者:
SCPA-JP-00500の研究チーム

承認者:
█████ ███████博士