特別収容プロトコル:
SCPA-AJP-00849は一般に人目に触れない環境において収容されます。SCPA-AJP-00849 愛嬌のある宇宙人は小型の容器に封印され、飛び跳ねたり動き回る場所でも固定された状態になる必要があります。

SCPA-AJP-00849は特殊な餌を必要としませんが、通常の宇宙飛行士用の健康食品を与えても問題はありません。SCPA-AJP-00849 愛嬌のある宇宙人は調査のために時々出される際は、SCPA基金の指定を受けた者により餌の与え方、環境条件についてのガイドを含めた具体的手順を提示する必要があります。

SCPA-AJP-00849は、なるべく誰にも接触しないようにする必要があります。SCPA-AJP-00849の展示や公開をする場合、SCPA-AJP-00849に触れることができないように安全なスクリーンを設置してください。また、SCPA-AJP-00849と対話しないでください。

説明:
SCPA-AJP-00489は、外見的には地球の哺乳類に酷似した4本足の生物で、頭には2つの目と口を備え、体表には黒い毛が生えています。SCPA-AJP-00489は、体長が2.5cmから3.3cm、体重は0.7グラム〜1.5グラムほどで、比較的小型です。SCPA-AJP-00489の存在は、2019年にアンドロメダ銀河から発せられた不審な信号を探査艦が確認したことにより発見されました。

SCPA-AJP-00489は、とても愛嬌のある性格をしています。MS3-D1-CALコンピュータを使って、SCPA-AJP-00489はSCPA基金の職員と対話できるようになり、SCPA基金の社員達からは可愛がられています。

SCPA-AJP-00489には、通常の生命体の細胞学的プロセスには似た意味がある元素が含まれていることがわかりました。SCPA-AJP-00489は、元素のネオンを摂取する必要があり、これを摂取しない場合、SCPA-AJP-00489の機能のいくつかが停止します。

SCPA-AJP-00489は、外部からの刺激に対して非常に敏感で、外部刺激にさらされると感情の変化を引き起こします。SCPA-AJP-00489が感じる恐怖から倒れた例もあります。SCPA-AJP-00489は、数時間前の記憶を自己消去する特殊なタイプの神経毒素を噴出することができ、これを使用することで自己防御することができると考えられています。

SCPA-AJP-00489は知性が高く、それなりの技術的知識を持ち、SCPA基金と接触した際には自分の元の星について多くの情報を提供しています。SCPA-AJP-00489の地球での安全な生活には、定期的な運動と特定の要素を含む食事、及び特殊なコンピュータシステムが必要になります。SCPA基金によるSCPA-AJP-00489の健康管理が常に必要です。

SCPA-AJP-00489が地球外生命体であることは間違いありませんが、その起源を特定することは課題が多いです。SCPA-AJP-00489が自分の故郷を地球の生命体から比較する方法を提供しているように、SCPA-AJP-00489の起源を推定するための最初の方法は、宇宙内の他の場所で発見された生物との比較です。SCPA基金は、他の宇宙生物と比較するためのSCPA-AJP-00489の遺伝子構造を分析しており、SCPA-AJP-00489の祖先はいずれも存在していないか、地球上に生息していた生物種に類似していることが判明しました。

SCPA-AJP-00489は、沈黙することで自己防衛することができますが、SCPA基金ではSCPA-AJP-00489との接触中にこのタイプの防御を避ける必要があります。SCPA-AJP-00489が自己防衛に従事すると、群れに属しているように既存のSCPA-AJP-00489とともに、攻撃性または破壊性を示す恐れがあります。SCPA-AJP-00489は、群れにいる場合でも敵に対して凶暴になることはなく、通常は自己防衛に従事します。

SCPA-AJP-00489には、興味深い筋力疎松症、骨密度が低下している症状があります。SCPA基金は、SCPA-AJP-00489に対する治療を継続的に提供し、これらの健康状態を維持するように尽力しています。SCPA-AJP-00489は、最低限の運動を必要とし、定期的な健康診断が必要です。

SCPA-AJP-00489が人のための治療薬を生産することができ、SCPA基金ではその有用性を研究しています。SCPA-AJP-00489から採取された物質は腫瘍の増殖を防ぐことがわかり、抗酸化作用、緑内障、対癌剤、抗アレルギー性、鎮痛性などさまざまな効果が確認されました。SCPA基金ではSCPA-AJP-00489とともに、治療薬の開発に向けた研究を継続的に行っています。SCPA-AJP-00489は、人間に比べて比較的短い寿命を持ち、平均的な寿命は5～6年程度とされています。SCPA基金は、SCPA-AJP-00489の寿命を延ばすための研究を行っていますが、この目的にはまだ至っていません。SCPA-AJP-00489の短い寿命と、飼育と展示に費やされるコストを考慮すると、SCPA-AJP-00489はあくまで研究目的で保護されるべきです。

SCPA-AJP-00489は人間に対して敬意を持って接し、愛嬌のある振る舞いを示す一方、他の亜種や競合相手には非常に攻撃的な行動を示し、同種相互には地位が競われることがあります。SCPA-AJP-00489は、自己完結的な社会を築く可能性があるため、SCPA基金はSCPA-AJP-00489を他のSCPAと隔離する方針をとっています。

SCPA-AJP-00489は、破壊的であると同時に強力な武器を持っている証拠はありません。しかしながら、SCPA-AJP-00489に対する攻撃に対し、防御反応を起こすことがあります。SCPA基金は、SCPA-AJP-00489が特定の刺激に遭遇すると破壊的な反応を示すことがあるため、SCPA-AJP-00489への接触は慎重に行われるべきです。

SCPA-AJP-00489は、表面的に地球上の様々な哺乳類や生物に類似しているが、SCPA-AJP-00489の細かい痕跡は、科学的な調査によって矛盾を示しています。SCPA基金は、SCPA-AJP-00489のような生物が存在すること自体が驚異的であり、SCPA-AJP-00489の起源や進化について多くの研究と調査を継続的に行っていくことが必要です。

補遺:
SCPA-AJP-00489は、SCPA基金社員及びその家族及びその関係者に対して、何らかの交流を持つような信頼関係を構築しようとすることがあります。

SCPA-AJP-00489は、SCPA基金の職員や家族、及び関係者に対して、友好的な行動を示しようとすることがあります。SCPA-AJP-00489がこのような行動を取る理由は不明ですが、SCPA基金はSCPA-AJP-00489の隔離を維持し、SCPA-AJP-00489との適切な距離を保つことが重要であると考えています。

SCPA-AJP-00489の元の星を知るための取り組みは現在進行中であり、SCPA基金ではSCPA-AJP-00489を利用して、遠方の銀河系における活動や生命の存在など、宇宙に関する新たな情報を集めるための研究を進めています。

SCPA-AJP-00489は研究対象であり、本来の目的にそぐわない一般に展示されることはできません。SCPA基金は、SCPA-AJP-00489の情報や研究結果を公開することで、科学的な知識の向上だけでなく人類の文化的進歩に貢献することを目指しています。SCPA-AJP-00489が人間と一緒に共存することができるという事実は、人間と異なる知的生命体と共存するための道を開く可能性を示唆しています。

注意事項:
SCPA-AJP-00489の扱いには十分な注意が必要です。SCPA-AJP-00489との接触には、専門的な管理者の立ち会いが必要です。SCPA-AJP-00489が摂取する餌は、SCPA基金によって指定された食品に限定されます。SCPA-AJP-00489との対話はMS3-D1-CALコンピュータを介して行われるようにしてください。

SCPA-AJP-00489が収容施設内で不適切な振る舞いをする場合は、直ちにSCPA基金の管理者に報告してください。SCPA-AJP-00489の健康管理には、特殊なケアが必要で、誤った方法で取り扱うことは厳禁です。

SCPA-AJP-00489を外部に持ち出してはいけません。SCPA-AJP-00489は、SCPA基金を含む第三者からの対象として検出することができます。SCPA-AJP-00489を意図的に外部に持ち出すことは、SCPA基金の漏洩につながります。

SCPA-AJP-00489を検査中に接触する場合は、保護服や手袋を着用してください。SCPA-AJP-00489の体表表面に触れることは禁止されています。SCPA基金の施設からSCPA-AJP-00489のサンプルを取り出すことは、書面によるSCPA基金の了承を得る必要があります。

記録番号:
SCPA-AJP-00489

報告者:
SCPA研究員 [REDACTED]

承認者:
SCPA-AJP-00489の収容と管理に責任を持つ、SCPA基金長官によって承認されました。