特別収容プロトコル:
SCPA-JP-00385は、品川区にある"鬼崇め堂"と呼ばれる建物に収容されています。収容施設は、SCPA-JP-00385と周囲2.0kmの範囲内の建物および土地を包含する高さ5.0mのコンクリート壁によって囲まれ、入口には3名以上の武装要員が常時配置されることとします。

SCPA-JP-00385の内部には、鬼籍に入ることを崇拝するグループによって占拠されています。収容施設に侵入することは禁止されており、施設に侵入する場合は慎重に行動してください。また、SCPA-JP-00385の近くに住む者は、各自が安全に避難できるように準備をするように指示します。

SCPA-JP-00385の極度の危険性を考慮し、施設に侵入することは許可されません。そのため、SCPA-JP-00385に関する確認作業は、Dクラス職員によって継続的に行われることとなります。

説明:
SCPA-JP-00385は品川区にある、"鬼崇め堂"と呼ばれる建物です。SCPA-JP-00385に対する初めての報告は、地元警察によって行われました。建物の中に立てこもっているグループからの通報で、彼らは"鬼の神格化"について語りました。彼らは、鬼になることが"理想的な死"であると主張し、鬼を神として崇拝します。

SCPA-JP-00385は、地元警察によって確認された後、SCPA財団によって回収されました。回収された資料によると、鬼崇め堂は、地元の新興宗教団体によって建設中であることが分かりましました。しかし、建設中の途中で団体は壊れ、建物の所有者が不明になったため、建物は放置されました。

SCPA-JP-00385内部の確認作業によって、建物内に残されている高精度な鬼関連情報が明らかになりました。これらの情報は、SCPA財団における鬼研究に重要な役割を果たすことが期待されます。また、SCPA財団は、SCPA-JP-00385の奇妙な雰囲気を考慮に入れ、常時職員を派遣するように指示しました。

SCPA-JP-00385を占拠するグループは、鬼の神格化に拘る信仰団体です。グループメンバーは、鬼の神話的性質を信じており、故人が鬼籍に入ることを理想的な死と考えています。

SCPA財団職員が建物内を分析したところ、非常に奇妙な装飾品、由緒正しい鎧甲や兜、染色された布、銅の鏡など、鬼に関する多様なアイテムがたくさん見つかりました。これらのアイテムは200年以上前に作られたもので、見つかった文書の中には、火事や暴動によって破壊された遺跡からの回収品または盗品と思われる旨の記述が見られます。また、女性災害および古代ナショナリストによるどのような理由で、これらのアイテムが鬼崇め堂に収集されたのかを説明することはできません。

SCPA-JP-00385のグループメンバーは、自然現象や自然災害に非常に敏感で、特に雷鳴の音に呼応して動揺するため、暴風雨の際には増援を待たずに施設内で待機されるよう指示されています。SCPA財団は現在、この施設に対する追加的な保安対策を検討中であり、ウェブカメラと南部風報よる監視が導入されました。SCPA-JP-00385は、同地域における失踪事件との関連性が疑われています。これらの事件についての資料を調査することによって、全ての失踪者が地元の「鬼崇め団体」に関係していたことが分かりました。その中には、地元の警察官や政治家も含まれていました。

SCPA財団は、この事実を考慮に入れてSCPA-JP-00385の調査を引き続き実施し、その活動に対する監視を厳密に行うことを決定しました。慢性的なストレスや狂気によって引き起こされる精神疾患がある可能性があるため、SCPA財団職員は、過剰な確認作業を避け、直接関与しないように指示されました。

SCPA-JP-00385内に含まれる資料によって、人々が生前に携えた武器、防具、希少な布製品、すべての貴金属製品が鬼と関係があるとされたことが分かりました。鬼が強い力を持っているとされたため、これらのアイテムは神秘的で、ありがたいものと考えられていました。SCPA-JP-00385のグループメンバーは、これらのアイテムを所有することを追崇し、それらを武器として使用することで鬼とつながり、自分たちを神と信じるようになりました。

SCPA-JP-00385によって引き起こされる危険性を考慮して、SCPA財団は境界から2.0km以内の住民を避難させ、中心部に行けない守衛を配置するよう指示しました。また、周辺の騒音やフラッシュ再生など、SCPA-JP-00385に不適切な人工的な刺激がないか確認することが指示されています。

補遺:
SCPA財団職員は、SCPA-JP-00385が現地民俗学的、文化的アイデンティティに密接に関連している可能性があることを受け、詳細な調査を行いました。調査の結果、SCPA-JP-00385に関連する文化現象が一定の確率で引き起こされることがわかりました。

例えば、SCPA-JP-00385周辺には毎年、伝統的な鬼祭りが行われていますが、そのイベントを通じて、この地域の人々が鬼の精神文化に非常に敏感であることが明らかになりましました。このことが、SCPA-JP-00385にあるグループを影響を受ける原因となっていると考えられます。

SCPA財団は、SCPA-JP-00385に関するさらなる研究を推進することによって、SCPA-JP-00385の本質がよりよく理解されるようにしていきます。また、周辺地域との関係を維持しながら、SCPA-JP-00385の外部への影響を最小限に抑えることも重要であると考えています。

注意事項:
SCPA-JP-00385に接近する際は、必ず適切な装備を着用し、警戒を怠らずに行動してください。SCPA-JP-00385周辺での過激な行動は、場合によっては生命の危険に直面することになる可能性があります。

SCPA-JP-00385の内部に侵入することは、許可されていません。また、SCPA-JP-00385が放つ異常な現象や力場への接触や、SCPA-JP-00385に類似した性質を持つ者との接触は避けてください。SCPA財団の許可なく、SCPA-JP-00385を持ち出したり、情報を外部に漏らすことは厳禁とします。

SCPA財団は、SCPA-JP-00385の収容状況や情報に関する取り決めを更新することがあります。上述の注意事項に注意しながら、SCPA財団の指示に従って行動してください。

記録番号:
SCPA-JP-00385

報告者:
██████ 博士

承認者:
█████ O5-█