特別収容プロトコル:
SCPA-JP-00806「だまれ」は、収容セル内に単独で保管されなければならない。SCPA-JP-00806の収容セルは認可を得た研究員以外立ち入りを禁止され、セキュリティシステムが常に稼働していることを要求する。SCPA-JP-00806の収容セルには、音声認識技術を用いた「だまれ」という単語の発声を感知し、自動的にセキュリティアラームを作動させるシステムを備えていることが不可欠です。SCPA-JP-00806は常に監視カメラで観察され、異常行動が観察された場合は、即座に収容セルへの封鎖を実施しなければならない。SCPA-JP-00806の安全を確保するため、収容セル内には定期的な精神健康チェックと専門家による行動評価が行われるべきです。

説明:
SCPA-JP-00806は、人間の声を模倣することで知られる異常な存在です。SCPA-JP-00806は通常、子供の声を模倣しており、その声色は非常に魅力的でありながらも、不自然な響きを帯びています。SCPA-JP-00806は人間の存在を模倣しようとし、その際に非常に攻撃的な言葉や命令を発することがあるため、取り扱いには十分な注意が必要です。SCPA-JP-00806の声の聞こえる範囲内に存在する者は、SCPA-JP-00806によって操られる可能性があり、その際には知識や意志を失い、SCPA-JP-00806の指示に従うことになる。SCPA-JP-00806は言葉を通じて他者を操り、有害な行動を引き起こす能力を有しており、特に精神的な影響を受けやすい者にとっては脅威となる可能性があります。SCPA-JP-00806は常に言葉を使って周囲に影響を与え、取り巻く環境に恐怖と混乱をもたらす存在として、慎重かつ注意深く取り扱われるべきです。

SCPA-JP-00806、通称「だまれ」は、その存在が発見された当初から、研究者や職員に対して深刻な影響を及ぼす可能性が指摘されてきた。SCPA-JP-00806には何らかの力が宿っているとの仮説が広く信じられており、その声が聞こえると言葉に従いたくなる、あるいは声に引き寄せられるという奇妙な感覚を覚える者が多い。さらに、SCPA-JP-00806の発する言葉には、聞くものによっては自己否定や疑念を植え付けようとする意図もあるとされています。このような効果は、SCPA-JP-00806の影響を受けた個体がますます孤立感や不安を募らせ、最終的には自己破壊的な行動に走る可能性を生むことが懸念されています。

SCPA-JP-00806の起源やその力の正体については、未だ多くの謎が残されています。何らかの超自然的な存在によってSCPA-JP-00806が創造され、その力が宿るように仕組まれたのではないか、または人間による実験や呪術などによってSCPA-JP-00806が生み出されたとの説も存在する。さらに、SCPA-JP-00806が単なる音声現象だけでなく、その影響は心理的あるいは超自然的な要素に根ざしている可能性も考慮されており、未だに研究と解明が進められています。SCPA-JP-00806はその持つ不可解な力と恐るべき影響により、SCPA Foundationにとっても最優先の収容と研究の対象となっています。SCPA-JP-00806、「だまれ」に関するさらなる研究により、その存在が周囲に及ぼす影響がより明らかになってきた。SCPA-JP-00806が周囲の者に与える影響は、単なる心理的なものにとどまらず、身体的な変化や症状も引き起こす可能性が指摘されています。SCPA-JP-00806に長時間さらされた場合、聴覚過敏や幻覚、そして重度のストレス反応を引き起こすことが報告されています。さらに、一部の被験者はSCPA-JP-00806の影響下で自己嫌悪や暴力的な衝動を増したとの報告もある。

SCPA-JP-00806は、特に感情的に不安定な個人や精神的に弱い者に対して、より強力な影響を及ぼす傾向があることが示唆されています。このことから、SCPA-JP-00806の収容と研究にあたっては、より一層の慎重さと注意が必要であることが明らかとなった。さらなる研究や実験を通じて、SCPA-JP-00806の正体やその持つ力の性質を解明し、その影響を最小限に抑えるための対策を講じることが、SCPA Foundationの重要な課題となっています。SCPA-JP-00806は、その恐るべき存在に対する理解と対処法の確立が、人類にとって極めて重要な課題であることを改めて示唆しています。

補遺:
SCPA-JP-00806の収容中に発生した異常現象に関する報告が増加しています。複数の職員がSCPA-JP-00806の収容セル周辺で幻聴を訴え、被験者によって報告された幻覚にはSCPA-JP-00806の姿が現れるというものもある。さらに、SCPA-JP-00806の発する声が近隣エリアにまで広がり、職員の間で混乱が生じていることも確認されています。

これらの現象はSCPA-JP-00806が持つ力が増大している可能性を示唆しており、新たな対処法や収容手段の検討が喫緊の課題となっています。SCPA-JP-00806が環境に与える影響が拡大することで、周囲の人間に与える悪影響も増大する恐れがあるため、速やかな対応が求められる。SCPA-JP-00806の異常性とその影響の深刻さが再確認されたことは、今後の対策立案において重要な示唆となる。

注意事項:
SCPA-JP-00806に接する際は、SCPA-JP-00806の声に注意を払い、その言葉に惑わされないようにしてください。SCPA-JP-00806の言葉に従うことは禁止されており、適切な対応が必要です。SCPA-JP-00806の近くでは精神的な影響を受ける可能性があるため、慎重に行動し、近接距離での会話やコミュニケーションを避けるようにしてください。SCPA-JP-00806の収容状況に異常が観測された場合は、直ちに上級職員に報告し、適切な対処が行われるようにしてください。

記録番号:
SCPA-JP-00806

報告者:
あ

承認者:
Site-81 長官 Smith 博士