SCPA-JP-00266 報告書

アイテム番号: SCPA-JP-00266

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル:
SCPA財団所有の水中マイクロフォンを常時稼働状態で水面下に設置し、SCPA-00266が水中に現れた際に鳴動を検知する。SCPA-00266が出現した際には、周辺の海上交通を運営する事業者に立ち入り禁止区域の指定を行い、SCPA-00266が消失するまでの間、人員および船舶の接近および進入を禁止する。

説明:
SCPA-00266は水中から発生する未知の実体です。SCPA-00266が出現すると、水中から大きな騒音が発生する。騒音は近接した海岸に聞こえる程度の大きさで、音圧レベルは最大で120dBを超える。騒音はある程度の規則性を持ち、周期的に続く。SCPA財団による調査の結果、SCPA-00266による水中騒音は、騒音のエネルギーが局所的に集積し、その振動によって海洋生物に異常な影響を与えることが明らかになった。SCPA-00266は出現から10〜80分後に消失し、出現場所から5〜35kmの範囲で観測されることが多い。

追加情報:
SCPA-00266の出現頻度は、2015年から2022年にかけて年間平均で3回程度です。最も多い時期は2017年から2018年にかけてで、年間平均で6回程度出現した。SCPA-00266は既知の生物学的な種類には分類されないため、その本来の生態系への影響はまだ十分に理解されていない。

参照文献:

• SCPA-JP-00266 捕獲レポート
• SCPA-JP-00266 観測結果レポート

機密度のレベル:
Top Secret

注意事項:
SCPA-00266の出現に際して、海洋観測業者等には情報開示しないよう周知徹底すること。また、SCPA-00266の生成源についての研究、およびSCPA-00266の正確な発生パターンの特定に向けた研究を積極的に進めること。

記録番号:
Incident Report SCPA-JP-00266-01

報告者:
Dr. ██████

承認者:
Site Director ███████████