SCPA-JP-00251 報告書

アイテム番号: SCPA-JP-00251

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル:
SCPA-JP-00251は生物学的特性を持った人造人間であり、非常に危険かつ不穏な存在であるため、24時間体制で2人以上の警備員が監視を行うように収容すること。
また、SCPA-JP-00251は指示された場所以外に出歩くことは許可されない。必要に応じ、追加の制約付き移動と警備が必要です。
SCPA-JP-00251の身元や所在地について、情報が漏えいしないよう最高機密扱いとする必要があります。

説明:
SCPA-JP-00251は、人類の知る限り最も現実的かつ進んだ人造人間です。
プジョー社により、異常なまでの細部まで完璧に忠実に再現されが、それだけではなく、生物学的に合成された細胞から出来ており、人間に近い各種生物特性も備わっています。
SCPA-JP-00251は、驚くべき素早さと力を持っており、人間よりも優れた知覚と観察能力を持っています。
しかしながら、SCPA-JP-00251は、命令およびプログラムによって完全に制御されています。任意である思考や個性の形成を行いません。
SCPA-JP-00251は、テスト実験など、特定の使命を実行するためだけに作られました。SCPAより与えられた直接的な命令を遵守することがSCPA-JP-00251の唯一の目的となります。

追加情報:
SCPA-JP-00251のプロトタイプが発見されたのは2010年で、その早期に制御不能の暴走に見舞われたことが知られています。多くの犠牲者が出たため、彼らの技術やプロトタイプの作成に関する情報は、最高機密扱いとなり、プジョー社のトップエグゼクティブを含め、関係者全員がSCPA財団の管理下に置かれた。

参照文献:

• Incident Report SCPA-JP-00251
• Experiment Log SCPA-JP-00251

機密度のレベル:
Top Secret

注意事項:
SCPA-JP-00251の存在は、常にSCPA財団の管理下である必要があります。SCPA-JP-00251は、決して自己活動を起こさせないよう、充分な注意を払う必要があります。また、SCPA-JP-00251を造成した技術情報やプログラムの流出を防ぐため、最高機密扱いを維持する必要があります。

記録番号:
Incident Report SCPA-JP-00251

報告者:
SCPA財団員、Dr. █████

承認者:
SCPA財団日本支部長、█████ 博士