特別収容プロトコル:
SCPA-JP-01114は常時、5メートル×5メートル×5メートルの外部から遮断された特殊コンクリート製の収容室内に保管されなければなりません。収容室の壁面は常に厚さ2メートル以上とし、内外からの観測が不可能となるように設計されなければなりません。SCPA-JP-01114へのアクセスは承認を得た認定された研究員および警備員に限定され、その際には常に遮蔽された視覚レンズを介して行われなければなりません。SCPA-JP-01114の観察・取扱い中は、この能力の潜在的な危険性に留意することが求められます。

説明:
SCPA-JP-01114は、通常のX線やレントゲン装置とは異なる特異な性質を持つ異常物質です。この物質はどんな物質であろうとも、その全てを透過し貫通する能力を有しており、通常の物質の境界や厚みを超越してしまう。例えば、このレントゲンを通すと、鉄やコンクリート、生体組織でさえもまるで存在しないかのように通過してしまう。SCPA-JP-01114は通常の法則に従わないため、その性質を理解し制御することは極めて困難であり、取り扱いには慎重を要する。SCPA-JP-01114が不注意にもたらす潜在的な危険性については、常に留意すべきです。

SCPA-JP-01114は、その透過能力だけでなく、周囲の環境にも影響を与える可能性があることが報告されています。SCPA-JP-01114が放射するレントゲン波は通常の範囲を超えており、周囲の物質に予測不可能な変化を引き起こすことがあるという報告があります。この変化は、生物組織への影響や物質の性質の変質などさまざまであり、その結果として予測不可能な異常現象が引き起こされる可能性があります。SCPA-JP-01114の近くでは電子機器の動作不良や生命体の異常な挙動が観測されることがあるため、機密情報の保持や重要な実験が行われるエリアにおいては、SCPA-JP-01114の収容状況に留意することが必要です。SCPA-JP-01114の性質や影響の詳細については今後の研究が必要であると考えられています。SCPA-JP-01114に関するさらなる研究により、この異常物質が持つ特異性に関する厳格な制約が明らかになってきています。SCPA-JP-01114はあらゆる物質を透過するが、透過する際にその物質の性質や構成要素によって影響を受けることが確認されています。例えば、金属の透過時には特有の輝きを放つことが観測され、有機物質に関しては透過した状態でも一部の分子が変質したり、異常な反応を引き起こしたりすることが確認されています。また、SCPA-JP-01114を通過した物質自体にも何らかの影響が残る可能性が示唆されており、長時間にわたる観察や実験を行うことで、この異常物質の性質がどのように周囲と相互作用し合うのか、より深く理解されることが期待されています。SCPA-JP-01114の研究においては、異常物質との接触や取り扱いに十分な注意が必要であり、慎重かつ慎重な手順が求められることを留意すべきです。

補遺:
SCPA-JP-01114の研究において、異常物質が放射するレントゲン波の影響を受けた際の生物学的影響についての実験が行われています。これらの実験により、SCPA-JP-01114が放射するレントゲン波は生物組織に深刻な損傷を与える可能性があることが明らかになってきています。特に長時間にわたる曝露や高濃度の放射線によって、生物体の細胞やDNAに異常が生じ、予測困難な健康被害を引き起こす可能性があることが懸念されています。そのため、SCPA-JP-01114によるレントゲン放射への曝露は最小限にとどめることが重要であり、適切な防護措置が取られるべきです。SCPA-JP-01114を扱う際には、生物学的影響に対するリスクを十分に理解し、適切な安全対策を講じることが必須とされる。

注意事項:
SCPA-JP-01114の取り扱いに際しては、絶対に物質の安定性を確保する必要があります。この異常物質は通常の物理的壁や障害物を貫通するため、周囲の環境や生物に誤った影響を及ぼす可能性があります。SCPA-JP-01114を取り扱う際には、特に周囲の人員や設備への慎重な注意が求められます。取り扱い中は常に遮蔽された視覚レンズを着用し、必要な場合は指示に従って行動することに留意してください。

記録番号:
SCPA-JP-01114

報告者:
あ

承認者:
Site-81長官 準将 ███████