特別収容プロトコル:
SCPA-JP-00703はひとつの部屋に収容されます。部屋は非常に頑丈な強化コンクリートの壁で囲まれ、天井からは厚い鉄板で覆われています。部屋の内部は完全に暗闇であり、光源は一切設置されません。収容室の入口は二重扉であり、最初の扉は完全に密閉された状態で、第二の扉は開けるためには専用の認証カードとパスワードが必要となります。

部屋には常に二名以上の警備員が配置され、監視カメラを通じて24時間体制で監視されます。警備員は収容室に近づく際は必ず専用の防護服と防音イヤーマフを着用する必要があります。警備員の交代は必ず重複しないように行い、任務中は連絡手段を一切使用しないように指示されています。

SCPA-JP-00703に接触する際は、必ず三名以上の研究員が同時に入室し、特別な光源を使用して周囲を照らすことが求められます。また、任務中は必ず互いに視界を確認し合い、異常な現象やSCPA-JP-00703の異変に迅速に対応するようにしてください。

なお、SCPA-JP-00703の収容室に近づく際は、過度な音響刺激や明るい光を避けるように注意してください。これらの刺激はSCPA-JP-00703に有害な影響を及ぼす恐れがあります。

説明:
SCPA-JP-00703、通称"闇の守護者"は、非常に異常な存在であり、闇そのものが具現化したような存在です。その正体や起源については完全には解明されておらず、未だに多くの謎が残されています。

SCPA-JP-00703は、周囲の全ての光を吸収する特性を持っており、その存在を認識するためには特別な光源を用いる必要があります。また、闇の中に浮かび上がるように現れ、留まることなく移動するため、一定の位置に固定されることはありません。

この異常現象は、関与するあらゆる物体や生物に対して深刻な異常を引き起こすことが確認されています。SCPA-JP-00703と接触したものは、深い恐怖感に襲われ、幻覚や幻聴を起こすことがあります。また、SCPA-JP-00703の存在を知覚した場合、精神的な影響も報告されており、長期的には心的外傷後ストレス障害や幻覚性障害を引き起こすリスクがあります。

さらに、SCPA-JP-00703は他の異常な存在とも関連があると考えられています。過去の報告では、SCPA-JP-00703の出現と異常な出来事の発生が相関関係を持っていることが確認されています。特に他のSCPAオブジェクトや異常現象に関与し、その姿や力を強化する傾向が見られます。

現在、SCPA-JP-00703の正体や目的についての詳しい情報は不明ですが、この存在が持つ滅亡の可能性に注意を払い、慎重に研究を進めることが求められています。闇の守護者に関するさらなる研究と分析が必要不可欠であり、これによって私たちは人類の安全を守るための手段を見出すことができるかもしれません。

SCPA-JP-00703の追加情報については、我々の研究員たちが収集したデータや目撃情報に基づいており、その性質や特徴に関する一部の洞察を提供します。

SCPA-JP-00703との接触により、被験者が報告する幻覚や幻聴は、非常にリアルで深い恐怖をもたらします。闇の守護者が存在する場所においては、通常の感覚や思考を著しく変容させるとされています。されど、SCPA-JP-00703に関連する異常現象そのものは、科学的な手法や儀式によって再現することが難しく、理解を超えたものと言えます。

また、SCPA-JP-00703はあらゆる光源からの光を吸収し、その結果、周囲の空間を暗闇が支配する状態に変えます。この闇は恒常的に存在し続け、通常の光源であってもその明るさを弱めることで、周囲の照明が著しく低下します。さらには、その暗闇に触れたり身体を覆われたりすると、体力や精神力への損耗が発生するとの報告があります。これは、闇の守護者が生命エネルギーやエモーションを吸収する特性を持っている可能性を示唆しています。

また、SCPA-JP-00703の出現場所には奇妙な変化が生じることも報告されています。その場所では、時間の流れが歪んでいるように感じられることがあり、時間の経過が予測困難となります。目撃者は、時間の流れが加速したり遅延したりすると述べ、不思議な現象に頭を悩ませています。この特性は、SCPA-JP-00703が異なる現実とつながっている可能性を示唆しています。

SCPA-JP-00703の正体と目的については未だに多くの謎が残されています。しかし、この異常な存在が持つ強力なパワーと潜在能力には注意が必要です。その傾向から、SCPA-JP-00703を制御するか、あるいはその影響を最小限に抑える方法を見つけ出すことが、人類の安全と繁栄のために不可欠な課題となっています。我々は引き続き情報の収集・研究を行い、闇の守護者の全貌を解明するべく努力を続けます。SCPA-JP-00703、通称"闇の守護者"の追加情報を提供いたします。これらの情報は、我々の研究員が継続的な観察や実験によって得たものです。

SCPA-JP-00703は、存在する限り持続的な影響を及ぼし続けることが確認されています。その存在が示唆するものは、恐怖と不安に満ちた心地を引き起こし、周囲の空気さえも重苦しく感じさせると報告されています。これは闇そのものが何らかの形で感情や意識を持っているかのように思われ、その存在が人間の心理に影響を与える可能性を示唆しています。

SCPA-JP-00703との接触によって引き起こされる幻覚や幻聴は、被験者によって異なるものの、共通点も見られます。例えば、ある特定の音楽が奏でられたり、どこからともなく怪しげな susurrus の音が聞こえたりするといった報告があります。これらの現象は、SCPA-JP-00703との接触によって生じる不安定な現実の一部と考えられます。

さらに驚くべきことに、SCPA-JP-00703は生命体との関係性も持つ可能性が浮上しています。研究によると、特に感受性の高い個体に対してSCPA-JP-00703の影響がより顕著であることが示唆されています。これにより、闇の守護者が特定の個体や特定の精神的な状態に反応し、それらを操る可能性を指摘する研究者もおります。そのため、SCPA-JP-00703の存在を理解するだけでなく、個体の反応パターンや影響範囲により深く関心を寄せる必要があるとされています。

これまでに行われた試験や調査から、SCPA-JP-00703が人間の感情や幻想に深く関わっていることが示唆されています。この存在はあらゆる光を吸収し、闇の領域を通じて私たちの心に忍び寄るように影響を及ぼしています。その性質が持つ深遠な力を解明するためには、さらなる研究と実験を行い、闇の守護者に対する防御や制御策を見出すことが重要です。我々はこれらの努力を続け、SCPA-JP-00703の謎と恐るべき力に迫るべく、長期的な研究を進めていく所存です。

補遺:
SCPA-JP-00703の継続的な研究と観察により、さらなる洞察が得られました。以下、これまでの情報に補足情報を追加いたします。

補足1: SCPA-JP-00703の特性について
先行研究から明らかになったことによれば、SCPA-JP-00703は影響を及ぼす範囲内に存在する物体や生命体を通じて影響を広げる特性を持っています。この現象は、「闇の感染」とも呼ばれ、SCPA-JP-00703の影響下に置か

注意事項:

1. SCPA-JP-00703で使用される特別な光源を取り扱う際には、過度な明るさや刺激的なパターンを避けるようにしてください。これにより、不必要な異常現象や心理的影響を軽減することができます。
2. SCPA-JP-00703に関与する際は、防護服と防音イヤーマフを装着することを義務付けます。これらの装備はあらゆる警戒や異常な音響刺激からの保護を目的としています。
3. SCPA-JP-00703の収容室に近づく際は、少なくとも三名以上の研究員が同時に行動することが求められます。互いに視界を確認し合い、異変やSCPA-JP-00703からの攻撃に対応できるようにしてください。
4. SCPA-JP-00703との接触時は、状況報告書を詳細に作成し、その影響や観察結果を正確かつ速やかに報告してください。これにより、研究に必要な情報を集約し、後続の対策や研究に役立てることができます。
5. SCPA-JP-00703による攻撃や異常な現象の発生を確認した場合は、直ちに適切な対処措置を取るようにしてください。安全性の確保と関係者への影響の最小化が最優先事項です。
6. SCPA-JP-00703の研究に関わる際には、適切なセキュリティプロトコルに従い、アクセス制限や機密性の保持に注意してください。外部に情報が漏れることは悪影響を及ぼす可能性があるため、慎重に取り扱ってください。

これらの注意事項を遵守することで、SCPA-JP-00703の研究と収容に関わるリスクを最小限に抑えることができます。安全を最優先に、適切な手続きと監督の下で作業してください。

記録番号:
SCPA-JP-00703

報告者:
Dr. ██████

承認者:
Site Director ███████