SCPA Foundation

SCPA-00009 報告書

アイテム番号: SCPA-00009

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル:
SCPA-00009は特殊な収容施設内に収容され、施設内の溶液タンクに浸漬された容器に保管されます。SCPA-00009による発信は遮断されており、その周囲の電磁波も遮断されています。SCPA-00009を扱う職員は著しい量の抗不安薬と抗うつ薬を服用する必要があります。

説明:
SCPA-00009は、60歳以上の高齢者に普遍的に見られる急性静脈壊死性壊死症候群です。発症後、SCPA-00009の特殊能力により、潜在意識的に自分自身を瞬間移動させてしまい、治療が非常に困難になってしまいます。SCPA-00009の治療を目的とした手術は一度も成功しておらず、SCPA-00009にかかると不治の病と判断されます。

SCPA-00009の被害者は、壊死が進行するにつれて瞬間移動する距離が増し、また症状の進行も早まるため、SCPA-00009に対処するための迅速で非常に効果的な治療法を開発することが必要です。

追加情報:
SCPA-00009が発生する地域はアメリカ合衆国、オーストラリア、ヨーロッパ、東南アジアなど、環境や民族背景等に関係なく、世界中で見られます。この症例は、いかなる種類の血液型またはRh因子、性別、年齢層にも影響を与えます。SCPA-00009が確認された被験者における共通点を見つけることには失敗しているため、真の原因は未だに不明です。SCPA-00009は、被験者の精神的苦痛にも繋がり、情緒不安定を引き起こすため、SCPA-00009の研究に従事する職員は適切な心理治療を受けなければなりません。

参照文献:

• <レポート9A>: SCPA-00009の初期報告。
• <レポート9B>: SCPA-00009を有する患者に対する治療法の失敗について。
• <レポート9C>: SCPA-00009を抑制するスピードスター療法の試み。

機密度のレベル:
Top Secret

注意事項:

• SCPA-00009から遠ざかることが重要です。反応性粒子兵器が適用されます。
• SCPA-00009は、所有者の許可なくどのような研究実験にも使用されません。
• 微量の抗不安薬と抗うつ薬を投与してください。濃縮された形の薬剤を使用することができます。

記録番号:
Incident Report #00009-1

報告者:
Dr. Anderson

承認者:
Site Director Smith