SCPA-JA-00145 報告書

アイテム番号: SCPA-JA-00145

オブジェクトクラス: ユークリッド

特別収容プロトコル:
SCPA Foundationアジア支部の強化ガラス張りコンテナ内に保管する。SCPA-00145の入口にはオフィスで使用される照明器具を常時稼働させ、充分な明るさを維持すること。SCPA-00145内は暗闇である必要があるため、収容コンテナ内部には周囲排気口を設け、換気を行って明るさの調整をし、稼働中に電源を落として照明を消すことができるようにする。SCPA-00145内部には特別なメンテナンスが必要であるため、必要に応じて専門技術者を派遣すること。SCPA-00145内にはアクセス禁止とする。

説明:
SCPA-00145は、直径2.2メートル程度の不思議な黒い輪です。SCPA-00145の外側には遠心力により、概ね位置を保って安定しているが、定常状態にはならない点が異常な点です。SCPA-00145に触れた脳波に支配力が認められ大幅に支配力が上昇してしまうため、触ることを禁じられています。SCPA-00145は、触れた者に不具合を生じさせる危険性があるため、SCPA Foundation内での直接取り扱いは禁止されています。

SCPA-00145の直径圏内にいる者は、SCPA-00145の外側とは独立して公転運動を行い、SCPA-00145の存在する空間の中で夢を見るような幻覚を誘発する。SCPA-00145は、その影響範囲内の精神に影響を及ぼし、睡眠中も意識が消えず、意志のある者にさえ夢遊病を発生させる。SCPA-00145の影響を受けた者が過剰に疲れ、回復や治療が適切でない場合、重度の精神疾患や障害を発症することがあります。

追加情報:
SCPA-00145は、善意あるものではなく、SCPA FoundationがSCPA-00145を安全かつ遅延なく管理することが含めた人類によるSCPA-00145管理を必要とする。

参照文献:
SCPA-00145の特異性に関しては、現在研究中です。

機密度のレベル:
Top Secret

注意事項:
SCPA Foundation内でSCPA-00145を扱う際には、その効果が予測できるため、SCPA-00145に近づかないよう（特に、SCPA-00145内部へのアクセスは絶対に避けるべきである）、SCPA-00145の特性を繰り返し学習して、特別な措置が必要事項を確保すること。

記録番号:
SCPA-00145: 記録-20190727-01

報告者:
████████博士（SCPA-00145の研究責任者）

承認者:
███████長官