SCPA-JP-00278 報告書

アイテム番号: SCPA-JP-00278

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル:

• SCPA-JP-00278を携帯することのできるSCPA財団関係者は、財団施設内においてのみ使用が許可されます。
• SCPA-JP-00278で発信された通話を、厳正な取締りの下で記録・管理することとします。
• SCPA-JP-00278を管理する責任者は、定期的な点検と報告を行うために、SCPA財団監視員と情報交換しなければなりません。

説明:
SCPA-AJP-00278は、外見は一般的な電話機と変わらず、通電状態である限り常に動作し続けます。また、急に鳴り出す、通話内容を勝手に変える等の現象は観測されません。

SCPA-JP-00278を使用して、ある種の通信が可能であることが明らかにされています。SCPA財団も彼らが何者であるかは解明できておらず、SCPA-AJP-00278からの通信を遮断することが不可能であることが判明しています。彼らとの対話には通信手段を必要としない方法が有効であることが確認されています。

追加情報:
SCPA-AJP-00278が機能するためには、通電状態であることが前提条件となっています。電源がない場合は、SCPA-AJP-00278は機能しません。

SCPA財団が収容している他のSCPAと同様に、SCPA-JP-00278の安全性を維持するための監視活動が継続的に行われています。

参照文献:

• SCPA-AJP-00278の通信記録
• SCPA-AJP-00278を収容するまでに生じたケースの記録

機密度のレベル:
Top Secret

注意事項:

• SCPA-AJP-00278の通信は、財団の進行しているプロジェクトに損害を与える可能性があるため、財団諜報員による監視が必要です。
• SCPA-AJP-00278の通信中は、通話内容を変更することや収容場所を特定することができます。それらの情報流出を防ぐために極めて厳重な管理が必要です。

記録番号:
SCPA-AJP-00278-Communications-Log

報告者:
SCPA財団研究員 N.

承認者:
SCPA財団監督官 H.