特別収容プロトコル:
SCPA FoundationのSite-██において、SCPA-01478はバイオハザード指定エリア内の専用収容室に収容されます。SCPA-01478の収容室は定期的な消毒と清掃が必要であり、入室する際には必ず防護服と手袋を着用すること。SCPA-01478には24時間体制で監視カメラを設置し、不審な行動が確認された場合は即座に対処するよう指示されています。SCPA-01478を触れることは禁止されており、その行為が発覚した場合は即刻処罰されます。

説明:
SCPA-01478は、外見上は一見普通の人間の手に見えますが、その手を直接触れると触れた者に対して極めて急速かつ不可逆的な変異が起こります。被験者は変異が起こった部分を欠損したり、異物が発生したりすると報告されています。これらの変異は常に被験者の生命に深刻な影響を及ぼし、時には死亡に至ることさえあります。SCPA-01478はどのような原理でこのような変異を引き起こすのか、全く理解できておらず、その性質についての完全な解明は未だ行われていません。SCPA-01478は危険を孕んだ存在であり、取り扱いには極めて慎重かつ注意深いアプローチが求められます。

追加情報:
SCPA-01478が引き起こす変異は、被験者の遺伝子構造にも影響を及ぼすことが確認されています。触れた際に発生する変異は、その後の世代にも受け継がれ、顕著な形で現れるケースが報告されています。これにより、SCPA-01478は遺伝子汚染の源としての危険性も考慮されています。さらに、SCPA-01478は触れた者の精神にも影響を及ぼす可能性があり、不安や恐怖を誘発する報告が数多く寄せられています。SCPA-01478を取り巻く謎は未解明のままであり、その性質や目的についての究明が重要な課題となっています。SCPA-01478が持つ異常な影響力に対抗するため、継続的な研究と収容プロトコルの強化が必要であると考えられています。追加情報:
SCPA-01478の影響を受けた被験者の中には、特異な能力を発現する個体も報告されています。これらの能力は触れた際の変異と密接な関係があり、例として、物体の変形、物体を遠隔操作する能力、身体能力の向上などが確認されています。ただし、これらの特異な能力は一律ではなく、被験者ごとに効果や範囲が異なるため、予測困難な要素が存在します。さらに、SCPA-01478によって引き起こされる変異が時間と共に進行する速度も個体差があることが報告されており、そのメカニズムについての研究が急務となっています。SCPA-01478の異常な特性についての解明が進めば、これらの特異な能力の制御や応用についても可能性が広がる可能性があり、研究者たちはその可能性を追求する一方、SCPA-01478のリスクを最小限に抑えるための努力も怠ることはできません。

補遺:
SCPA-01478の発見は、███地域で発生した一連の奇妙な変異現象によって行われました。初期の報告では、不可解な「手についている手」という現象が目撃され、その後の調査でSCPA-01478が特定されました。現地の住民はSCPA-01478に関連する何らかの信仰や伝承を持っている可能性が指摘されており、その影響を受けている可能性も考慮されています。また、SCPA-01478が人間に対して異常な影響を及ぼすメカニズムについて、現在も解明が進んでいません。これらの点を踏まえ、SCPA-01478に関する継続的な調査が必要であると判断されています。

注意事項:
SCPA-01478を取り扱う際には、厳重な防護措置が必要です。SCPA-01478に触れることは絶対に避け、収容室内においては防護服と手袋を着用した状態でのみ接するようにしてください。SCPA-01478の周辺には立ち入らないよう厳重に警戒してください。SCPA-01478の異常性についてのリスクを理解し、常に慎重かつ注意深く取り扱うようにしてください。

記録番号:
SCPA-JP-01478

報告者:
Researcher A

承認者:
Site Director ███████