SCPA-JP-00318 報告書

アイテム番号: SCPA-JP-00318

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル:
SCPA-A-JP-00318-1は、SCPA-A-JP-00318-2を介することで収容される。SCPA-A-JP-00318-1の収容区画内には、常時3名の調査員が待機し、SCPA-A-JP-00318-1の異常性を観測し続ける。SCPA-A-JP-00318-1の外部からの接触およびSCPA-A-JP-00318-2の持ち込みは禁止される。

SCPA-A-JP-00318-2は、安全保管施設23A区画に保管される。SCPA-A-JP-00318-2へのアクセスは、最少2名以上の承認者の許可のもと可能です。SCPA-A-JP-00318-2を取り扱う際には、口頭によるパスワードの確認を含む4段階の認証が必要となる。

説明:
SCPA-A-JP-00318は、鎮守府から回収された2つのエンジンと2人の少女に由来する。SCPA-A-JP-00318-1は、エンジンに反応し、激しい変形を起こす人形です。SCPA-A-JP-00318-1は、ダメージを受けても再生を行い、動きを止めない特殊な性質を持つ。SCPA-A-JP-00318-1は、4本の脚、2本の腕、頭部を持つ、赤い色調の機械人形です。SCPA-A-JP-00318-1は、周囲7メートル以内に存在する人間に対して攻撃的な行動を取ることが確認されています。

SCPA-A-JP-00318-2は、エンジンの動力を用いた強化スーツです。SCPA-A-JP-00318-2によって、装着者には特殊な力と耐久性が与えられる。SCPA-A-JP-00318-2を着用した人間を「鉄人」と呼称する。

SCPA-A-JP-00318は「赤い悪夢：鎮守府第二十三駆逐隊」として知られ、鎮守府にて激戦を繰り広げたことが確認されています。

追加情報:
SCPA-A-JP-00318-1とSCPA-A-JP-00318-2は、鎮守府の戦闘に活躍した対人兵器です。SCPA-A-JP-00318-1は、特に人型端末機関（KP-M-01）に搭載されており、SCPA-A-JP-00318-2は、特殊搭乗機（トルネードダイバー）の限定生産機種です。

SCPA-A-JP-00318-2の制限解除による機体再起動を試みたが、停止から24分後にSCPA-A-JP-00318-2の動作停止が再確認された。組み立て役としてSCPA-A-JP-00318-2を製造した者たちが、その手段を伝えている限り、制限解除を行うことは推奨されない。

SCPA-A-JP-00318-1は破損などを受けても自己修復機能を有し、本能的に人間を攻撃する。SCPA-A-JP-00318-1の内部に周波数源を配置することで、攻撃的な行動を制御するという報告があるが、実現の難しさから、実際には成功していない。

SCPA-A-JP-00318-2は、装着者のウィルスに攻撃され、装置と少女との間に弱点が判明した。これは、SCPA-A-JP-00318-2を脅威とする装置の開発に成功した際に使用される可能性があります。

参照文献:

• Incident Report-00318-JP-01：SCPA-A-JP-00318の収容に関する記録
• Addendum-00318-JP-01：SCPA-A-JP-00318の学術的研究を目的とした使用許可に関する記録

機密度のレベル:
Top Secret

注意事項:
SCPA-A-JP-00318の取り扱いに関しては、高度な機密を伴う。SCPA-A-JP-00318-1の観察に用いる監視装置および収容規定は、秘密保持契約を締結し、専用のベース内での使用が許可されているSCPA関係者に限られる。SCPA-A-JP-00318-2を取り扱う際には、人工知能管理者、サイバーセキュリティ役員、装着技術者の承認を得ることが必要です。

記録番号:
Incident Report-00318-JP-02

報告者:
Dr. ████

承認者:
Site Director ██