特別収容プロトコル:
SCPA-JP-01099は、財団内の特設保管庫に格納され、液体窒素で安定化された密閉容器に封印されなければなりません。容器は24時間体制で温度を維持し、かつ監視カメラで常に監視される必要があります。SCPA-JP-01099へのアクセスは承認を要し、調査または実験の際には2名以上の認定された職員が同時に立ち会わなければなりません。SCPA-JP-01099が威嚇行動を示す場合、直ちに収容室内に閉じ籠もり、遠隔操作によって対処するよう命じられます。

説明:
SCPA-JP-01099は、一見すると通常のルートスコッチのボトルに見えるが、内部には異次元空間が広がっている異常な存在です。SCPA-JP-01099のボトルを開けると、そこからは通常の液体ではなく、宇宙空間や未知の次元へと続く無限の広がりが観測される。この異次元空間は不安定であり、時間の経過とともに形態や景観が変化することが確認されています。

SCPA-JP-01099の異常な性質は、ボトル内に封じられた存在によるものと考えられています。観測される宇宙空間や異世界は、その存在の意志や感情に左右されており、SCPA-JP-01099を開封した者に対して幻覚や幻視を引き起こすことがあります。さらに、一部の被験者はSCPA-JP-01099によって引き込まれ、異次元空間に取り込まれたという報告もある。

SCPA-JP-01099の効果は不安定で予測困難であり、その取り扱いには極めて慎重かつ注意が必要です。SCPA-JP-01099は財団によって安全な環境で保管され、不必要な接触を避けるよう厳重に管理されています。

SCPA-JP-01099には、開封された際に発生する異常な現象に関するさらなる研究成果が存在します。実験の結果、SCPA-JP-01099から放出された異次元のエネルギーが周囲の物質に影響を及ぼすことが確認されました。このエネルギーは、周囲の物体や生物の構造を変質させ、さらには時間と空間の歪みを引き起こす可能性があることが示唆されています。

さらに、SCPA-JP-01099の異常な性質は、開封された際に被験者の意識にも影響を及ぼすことが観察されています。被験者は異次元空間に取り込まれた際に、自身の過去や未来を歪曲した幻覚を体験すると報告しており、その影響は一部の被験者に長期間残存することがあります。

SCPA-JP-01099の研究チームは、このような異常な影響を受けた被験者のケアや対処方法についても研究を行っており、被験者の安全の確保に努めています。さらなる実験と観察を通じて、SCPA-JP-01099の異常性の理解を深めると共に、そのリスクを最小限に抑えるための対策を模索しています。SCPA-JP-01099の異常な特性に関するさらなる研究では、開封された状態におけるSCPA-JP-01099からのエネルギー放出の影響が拡大している可能性が浮上しています。最近の実験では、SCPA-JP-01099から放出される異次元エネルギーが周囲の装置や電子機器に影響を与え、その機能を異常に変化させることが確認されました。特に、SCPA-JP-01099からのエネルギー波が電子機器に干渉して機械的な故障やデータの乱れを引き起こす傾向がみられています。

さらに、SCPA-JP-01099が放出するエネルギーは、一部の研究者に対しても精神的な影響を及ぼすことが報告されています。SCPA-JP-01099に長時間接していると、疲労感や違和感が増すだけでなく、幻覚や幻聴などの異常現象が現れることが観察されています。このような現象はSCPA-JP-01099に曝露された職員の安全性に懸念をもたらし、適切な休息と精神的サポートが重要視されています。

SCPA-JP-01099の異常な特性の研究は今なお継続されており、その影響範囲やリスクに関する更なる調査が求められています。また、SCPA-JP-01099を扱う職員への十分な訓練と安全対策の強化が必要とされています。

補遺:
SCPA-JP-01099の研究において、異常なエネルギーの放出が予想以上に拡大する危険性が浮上しています。最新の調査によると、SCPA-JP-01099が保管室内での制御を難しくする異常な振る舞いを示し始めており、そのエネルギーが周囲の物質に異常な変化を引き起こす可能性が高まっています。

これに伴い、SCPA-JP-01099の収容プロトコルおよび安全対策について再評価が行われています。特に、SCPA-JP-01099周辺の保護システムの強化や、作業員の被曝を最小化するための新たな手順の導入が検討されています。また、SCPA-JP-01099の持つ異常な影響により、チーム内のコミュニケーションと精神的な健康に対する配慮も強化されています。

SCPA-JP-01100の異常性の深層に迫るための研究が進められる一方で、そのリスク管理と職員の安全確保がより一層重要視されています。今後もSCPA-JP-01100の影響を綿密に監視し、適切な対策を講じるための改善策の検討が継続される予定です。

注意事項:
SCPA-JP-01099に接近する際には、十分な防護措置をとるようにしてください。SCPA-JP-01099の内部には不安定な異次元空間が存在し、取り扱いに注意が必要です。SCPA-JP-01099を開封することは厳禁であり、不測の事態を防ぐために絶対に行わないようにしてください。SCPA-JP-01099に異変を感じた場合は、速やかに財団の職員に報告し、適切な対処を行ってください。

記録番号:
SCPA-JP-01099

報告者:
あ

承認者:
Site-03 オブジェクト管理部長 緑川隆司