アイテム番号: SCPA-JP-00146

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル:
SCPA-JP-00146はFoundation所有地に収容され、その周囲には有刺鉄線フェンス及び24時間体制で見張りを配置することが必須となる。SCPA-00146に接近しないこと、接触を避けることが強く勧告される。SCPA-00146付近では、哀愁を誘発する音楽の演奏を禁止すること。

説明:
SCPA-00146は植物ですが、生物学的、生理学的な機能を持つことは確認されていない。SCPA-JP-00146は"悲嘆の木"と名付けられ、SCPA-00146に接近した者の多くが悲嘆の状態に陥ることが報告されています。この植物付近にある小型レコーダーの音声解析により、特定の音楽が演奏された際に悲嘆の感情が高まることが確認された。
SCPA-00146は、正確な方法を除いて、クラスDの従業員が定期的に接近することによって維持保全される必要があります。SCPA-00146の皮膚には、SCPA-00146に近づいた際に生じる感情の影響が、非常に限定的な形で残存するため、適切な保護装備が必要です。

追加情報:
SCPA-JP-00146は、調査員がSCPA-919に出会い、SCPA-919による記憶トリガーにそって音楽を演奏した結果開発されたSCPAです。

SCPA-00146の音楽感受性は、頑健であるため、音楽の印象が悲しい内容である場合、この悲嘆はさらに深刻なものとなる場合があることが分かっています。

SCPA-00146と接触した後、被験者はしばしば深刻な抑うつ病状を発症し、最悪の場合自殺することがあります。

参照文献:

• Document 00146-1: 繁殖および成長に関する詳細レポート
• Document 00146-2: SCPA-00146の音楽感受性に関する分析

機密度のレベル:
Top Secret

注意事項:
SCPA-00146に接触する場合、適切な装備が必要です。SCPA-00146に接触する場合、24時間にわたりそれ以上に接近することを避けることが強く勧告される。

記録番号:
Incident Report 00146-Alpha

報告者:
Dr. █████ and Dr. █████████

承認者:
Site-██ Director ████