アイテム番号: SCPA-00037

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル:
SCPA-00037はサイト██の地下5階に設置された防音室にて保管されます。防音室はSCPA-00037が発する音波を吸収するように作られ、外部との接触は遮断されています。SCPA-00037が発する音波は非常に危険であるため、SCPA-00037付近にいる職員は防音ヘッドセットを着用する必要があります。SCPA-00037は定期的に音波の発生源が変化しているため、防音室の構造が適宜変更されるように指示されています。

SCPA-00037周辺にはカメラが設置され、外部からのSCPA-00037付近への接近を検知すると自動的に遮断装置が作動し、SCPA-00037の音波を吸収する防音壁が作動します。SCPA-00037の警戒レベルは常に最高レベルで維持され、SCPA-00037に接近することは絶対に許されません。

説明:
SCPA-00037は何らかの方法で異界とつながった門扉のような物体です。SCPA-00037は常に音波を発しており、その音波によって異界から何らかの存在が出現することが確認されています。SCPA-00037が発する音波は周囲に強力な圧力波を発生させ、これが原因で周囲の物体に様々な損傷を与えることがあります。また、SCPA-00037が発する音波には様々な特殊な性質があるため、SCPA-00037を制御することは非常に困難です。

SCPA-00037は長年に渡って調査が行われてきましたが、現在までにSCPA-00037の正体は解明されていません。SCPA-00037は安全な方法で閉じる方法が見つかるまで、常に適切な収容プロトコルが必要です。

追加情報:
SCPA-00037はFoundationが一時所有していたSCPA-████というオブジェクトと何らかの関連があると考えられています。しかしながら、SCPA-████は██年にSCPA-00037を含む一連の異常現象が起こった後に突如消失し、SCPA-00037は残された唯一の証拠として管理されることになりました。

SCPA-00037は定期的に異界からの存在が出現することがあり、これらの存在はすべて非常に危険であることが報告されています。これらの存在に対処するためには、SCPA-00037を即座に制御することが必要です。

参照文献:

• Incident Report SCPA-00037-01：SCPA-00037からの音波による物体損傷の報告書
• Experiment Log SCPA-00037-04：SCPA-00037の音波による異界存在の出現実験の記録

機密度のレベル:
Top Secret

注意事項:
SCPA-00037に接触することは絶対に許されません。SCPA-00037周辺では防音ヘッドセットを着用する必要があります。

記録番号:
Incident Report SCPA-00037-02

報告者:
Dr. █████ ███

承認者:
Site Director ████