特別収容プロトコル:
SCPA番号SCPA-JP-00626はFoundation施設内の一般的なメールボックスとして収容されます。触れること自体は許可されていますが、SCPA-JP-00626から受信したメールについては、すべて検閲対象となります。

SCPA-JP-00626からのメールは、専用のメールサーバーに自動的に送信され、信頼できる専門家によって内容の検閲が行われます。SCPA-JP-00626に送られたメールの文面がSCPA財団によって未知の異常と判断された場合、直ちに検閲員によって分析が行われ、場合によっては該当する情報の封鎖や元の発信者に対するアクションがとられます。

SCPA-JP-00626からの受信メールは、SCPA-JP-00626内部の配置に応じて、実践的な自己消滅装置によって定期的に削除されます。SCPA-JP-00626内部の構造変更または移動が必要な場合には、SCPA財団の地下施設内でのみ行われます。

説明:
SCPA-JP-00626は、特殊なメールボックスです。このメールボックスは通常のものとは異なり、様々な異常な現象によって起こる“異なる現実空間”に存在しています。SCPA財団の調査において、このメールボックスには様々な古いオカルトと関連するメールが多数届きました。これらのメールは、世界各地のオカルト愛好家や狂信者から送られたものです。SCPA-JP-00626の発見以降、SCPA財団はこのメールボックスが周囲の環境に対して何らかの影響を与える可能性があることを発見しました。

SCPA-JP-00626は、SCPA財団が所有および管理している施設内にあります。SCPA-JP-00626は、SCPA財団が保有する“安全”異常品の一部として分類され、専門家と適切な安全規定の下で管理されます。

SCPA-JP-00626は、同様の効果を示すオブジェクトとは異なります。SCPA-JP-00626が存在する空間は、与えられたシチュエーションと共に異なる現実的現象を生じます。SCPA-JP-00626の性質を完全に理解し、制御することは不可能である可能性があり、SCPA財団のメンバーたちがSCPA-JP-00626との取り扱いにあたって十分な注意を払うことが求めされます。

SCPA-JP-00626が発する現実空間は、SCPA財団にとって複数の面から危険である可能性があります。この異常品が所属する現実空間は、SCPA財団が異常品を保管しなければならない地下施設内に存在します。 SCPA財団の独自の専門知識によれば、SCPA-JP-00626が存在する異常空間には、数々の恐ろしい存在が生息している可能性があります。また、SCPA-JP-00626から送られるメールは、SCPA財団にとって重要性を持つ情報を含んでいることがあり、検閲が誤ることのないよう十分な注意が必要です。 SCPA-JP-00626は、他の異常オブジェクトから影響を受ける可能性があり、SCPA財団はSCPA-JP-00626を管理するために、それが存在する空間の警備に注力しています。

SCPA-JP-00626の特性を理解するため、SCPA財団はこれまで多数の実験を実施しました。これらの実験の大部分は、SCPA財団の研究員たちによって行われたもので、SCPA-JP-00626が生じるオカルト現象について、十分な情報や洞察を提供しました。これらの実験を通じ、SCPA財団はSCPA-JP-00626の本質とその起源について多くの洞察を得ました。 SCPA財団は今後も、SCPA-JP-00626が示す危険性を抑制するため、定期的に詳細に調査する予定です。SCPA-JP-00626は、SCPA財団にとって貴重な情報源であると同時に、何らかの脅威を示す可能性もあります。SCPA-JP-00626から届くメールには、オブジェクトに関する膨大な情報が含まれており、SCPA財団はすべての情報を収集、分析し、適切にクラスタリングしています。これまで、SCPA財団はSCPA-JP-00626から多くの情報を収集しており、SCPA財団のこれらの情報収集によってSCPA-JP-00626は異常品 Matashi（安全）として分類されました。ただし、SCPA-JP-00626に関しては、今後も常に警戒が必要であることに留意してください。

SCPA-JP-00626と密接に関連するオカルト伝承とは、SCPA財団によれば、珍しいが知名度が高いオカルト現象についての資料で構成されています。これらのオカルト現象には、神秘的な生物に関するもの、恐ろしい呪いや呪文に関するもの、最もごく限られた人にしか知られていない秘密に関するものなど、広範な分野が含まれます。 SCPA財団がSCPA-JP-00626から入手した情報の多くは、依然として未 解明であると認めざるを得ません。 SCPA財団は、SCPA-JP-00626と密接に関連するオカルト現象について継続的に調べ、可能性のある危険な要素を見逃さないようにし続けています。

補遺:
SCPA-JP-00626を継続的に監視するチームの調査により、SCPA-JP-00626から発信されるメールに特定のパターンが見られることが報告されました。SCPA-JP-00626から発信されるメールの多くには、ある種の不可解な暗号が含まれています。これらの暗号は、SCPA-JP-00626から受け取って解析することができるようにデータベースに保管されています。

SCPA財団の研究によれば、SCPA-JP-00626が存在する現実空間には、「オカルト略号ワームホール」と呼ばれるオカルト現象が関連している可能性があることがわかりました。オカルト略号ワームホールは、異常なオカルト現象が発生する現実的領域の一種であり、SCPA-JP-00626がそれらのオカルト略号の起源に関連している可能性が高くなっています。SCPA財団は、SCPA-JP-00626が異常オブジェクトの可能性のある危険な起源になりうることに対して、引き続き警戒を続けます。

SCPA-JP-00626からのすべてのメールは、適切な安全処置の下で検閲され、SCPA財団が所有するデータベースに格納されます。SCPA財団はSCPA-JP-00626があらゆる意味で安全な状態にあることを確認するため、引き続き必要なすべての手順を踏んでいます。また、研究員たちは、SCPA-JP-00626が何らかの脅威を示す可能性があることを念頭に置き、適切な継続的対策を維持するよう努めています。

注意事項:
SCPA-JP-00626内の収容エリアに立ち入る前に、本報告書を熟読した上でSCPA財団の指示に従うようにしてください。どのような形であれSCPA-JP-00626からの受信メールの確認を禁止しており、SCPA財団の検閲員を通してのみ受信されたメールの内容を分析することが許可されています。

SCPA-JP-00626は、収容プロトコルに従って適切に制御された場合には危険ではありませんが、万が一SCPA-JP-00626に制御不能な異常な現象が発生した場合、直ちにSCPA財団の指示を受けてください。

SCPA-JP-00626は、遠隔操作およびセキュリティ上の理由によりSCPA財団のサーバーに直接接続することは禁止されています。SCPA-JP-00626による受信メールの電子的または物理的な保存、複製、または流布の試みは、SCPA財団のセキュリティプロトコルに反しており、重大な警告や組織内の措置を伴います。

SCPA-JP-00626に接触する際は、包括的なSCPA財団の安全規定に従ってください。SCPA-JP-00626は、SCPA財団が保有するオブジェクトの一部であるため、SCPA-JP-00626が暴走または制御不能となることを防ぐために、極めて厳しい様々な基準と手順が導入されています。

記録番号:
SCPA-JP-00626

報告者:
XXXXXXXXX(記録の非公開)

承認者:
YYYYYYYYY(記録の非公開)