特別収容プロトコル:

SCPA- JP-00604は、SCPA財団によって注意深く収容される必要があります。SCPA- JP-00604が保管される施設は、24時間365日監視される必要があります。相当数の監視カメラは、SCPA- JP-00604の鎧箱と収納庫を監視し、不審な活動が監視された場合は、この情報を参考にした適切な措置を講じるための対応スタッフが派遣されます。

SCPA- JP-00604を取り扱う職員は、フィットネスおよび心理的能力の検査に合格した上でのみ、本SCPAの保管、取り扱い、評価を行うことができます。さらに、SCPA- JP-00604を試着する場合、二次試着を行って身体に変化が生じないことを確認する必要があります。SCPA- JP-00604が取り扱われる場合、常に試着に関連する追加評価のための専用の収納庫に保管することが必要です。SCPA- JP-00604の試着中は、心停止時の身体活動を監視し、全ての開始位置が必ず適切であることを確認する必要があります。

SCPA- JP-00604の所有者や職員は、訓練のもとに本SCPAについて警告し、試着を避けるための手配を講じる必要があります。シナリオの最悪の場合、SCPA- JP-00604によって被告者が死亡すると、本施設から離れる必要があります。

説明:

SCPA-JP-00604は、身体のあらゆる部位を覆う黒いスーツです。素材は特定されておらず、外観は通常の布地とは異なり、実際にスーツを着ることで発生すると考えられています。SCPA-JP-00604のスーツを着ると、着用者の体は、2日以内に明確な原因なしで死亡します。

スーツを着ると、体の多くの部分に非常に細い金属線が接触します。これらの金属線は、着用者がスーツを脱ぎ、人工呼吸や心臓マッサージ操作を行っても解体できないため、着用後は必ず死亡します。また、スーツが着用された続行時間が長くなるにつれて、効果がより急速に進行し、着用者は短期間で死亡します。

SCPA-JP-00604が生産されるか危険に曝露された場合、SCPA財団は、安全対策を講じることが必要です。 SCPA財団は、鎧箱に収めて保管することで制御し、安全な施設内で保管され、常に監視対象となっています。SCPA財団は、スーツに関する詳細な分析を進め、現在までのところ、SCPA-JP-00604の正体は明らかにされていません。

世界中の複数の国で類似の現象が発生しており、SCPA財団は、SCPA-JP-00604が着用されると死亡することを発見した最初の組織ではないことに気づきました。SCPA-JP-00604を着用した被験者からは、思考と感情に劇的な影響が及ぼされるとされています。SCPA-JP-00604を着用した被験者は、一方的に高揚感や幸福感を報告していますが、着用中に激しい不安、恐怖や絶望感に襲われることが報告されています。

SCPA財団は、SCPA-JP-00604を適切に分析し、最も近い類似品から最良のアンチドートの発見を試みています。SCPA財団は、SCPA-JP-00604の映像や画像を一般に公開した後、世界中の専門家に協力を求めており、この現象を理解するために研究を進めています。

SCPA-JP-00604は、目視下でも特定できない程度の変異性を持ち、安全な試着を決めるためには、常にSCPA財団の高度な技能と時間が必要であると考えられています。SCPA- JP-00604に着用される人間体サイズのアンチドートはまだ存在しておらず、SCPA財団は、これに対する防御策を検討しています。SCPA財団は、SCPA- JP-00604の利用と維持を可能にするように、引き続き研究を進めていく予定です。SCPA財団の研究により、SCPA-JP-00604には恐ろしい側面が存在します。SCPA-JP-00604を装着した状態であることが原因ではなく、スーツに存在する意図的に配置された錯視と、着用者の生命力を直接蝕んでいくシグナルの存在によって、着用者は一瞬で絶望的な状況に陥ることが報告されています。この効果は、憂うつ、緊張、朦朧とした視力、および非常に不穏な感覚などの非常に深刻な症状に繋がる、非常に恐ろしいものです。

SCPA財団の研究所での最新の研究で、SCPA-JP-00604が着用されると頭蓋内の嫌気性代謝は過剰に活性化します。さらに、SCPA-JP-00604の服飾によって誘発される霊感という状態は、着用者の全体的な心理的健康状態にとって非常に危険です。

もっと深刻な問題は、SCPA-JP-00604が着用されている間、着用者が思考や行動の自覚を失い、非常に危険な状況に自己を投じることになることです。 SCPA財団は、SCPA-JP-00604が着用されている期間中、心理的影響を受けていないことを確認するために、着用者にカウンセリングと心理的な支援を提供する必要があります。

SCPA財団は、SCPA-JP-00604が発見された背景について、犯罪者、極端派グループ、暴徒分子など、非常に危険な人々との関係があることを示唆しており、SCPA-JP-00604がどのように作成されたかについての情報収集を進めています。

補遺:

SCPA財団はSCPA-JP-00604の取り扱いに際して以下の点に留意してください。

1. SCPA-JP-00604は絶対に日常生活での使用は禁止されています。
2. SCPA-JP-00604は未承認で外部に放出されることはありません。
3. SCPA-JP-00604の情報は最新のセキュリティーに従った形で保護されています。SCPA財団内部以外での情報の転載、共有、流出は禁止されています。
4. SCPA-JP-00604はあくまでも研究目的でのみ使用されます。
5. SCPA財団はSCPA-JP-00604を使用するにあたり、安全対策と被験者の人権保護を優先するよう注意を払う。

SCPA財団は、SCPA-JP-00604の研究を続け、スーツから放出される病原体の因子の解明やアンチドートの開発のために最大限の努力を払っています。SCPA財団は引き続きSCPA-JP-00604を厳重に監視し、重要な情報としての管理を維持します。SCPA-JP-00604が何故存在するのか、身体への影響を含め、詳細を記録し、保管します。この記録は、必要に応じて適切な手順に従ってSCPA財団とその関連機関によって管理されます。

注意事項:

SCPA-JP-00604は、さまざまな偽装技術があるため、常に極度の注意が必要です。SCPA-JP-00604が被疑者によって発見された場合は、SCPA財団に直ちに通報する必要があります。関係者は、SCPA-JP-00604が収容されている施設に立ち入る前に、本SCPAが特に危険であることを警告し、施設内の特別な操作手順を熟知していることを確認してください。

SCPA-JP-00604を取り扱う際は、適切な個人用防護装備および慎重に注意し、適切な手順に従ってスーツの取り扱いを行ってください。取り扱いに際しては、必ず全体にわたる健康診断を行い、必要に応じてリハビリテーションを施すことが必要です。SCPA-JP-00604の保管場所に訪問するすべての関係者は、保護のために見本のスーツを着用する必要があります。SCPA財団は、SCPA-JP-00604に対する詳細なリスクおよび安全要件を優先して進化させる必要があります。

記録番号:
SCPA-JP-00604

報告者:
XXXXX教授

承認者:
██████博士